Bire耐90第三戦 | 常温ノンカフェイン

常温ノンカフェイン

2014年よりレンタルカートのエンジョイレースに出るも
2022年夏にクラッシュで背骨と尾てい骨を骨折し長期休暇したきっかけでペースダウン。今はゆるりゆるり。

先週の初優勝の興奮冷めやらぬまま、
月を跨いだ次の週、

6月1日(土)はN35GTによる90分耐久レース



ビレ耐90



我々イカノマルヤキ江戸川は開幕戦から2連勝中という快進撃の中
そろそろなにか起きるんじゃないの?という不安を持ちつつも
レジャー気分でワイワイと新東京に集合です。


今回の目標は
「なんとしても“チームへびとら”の前でゴールすること」

私の目標であり憧れであり王子さまであるチームへびとら。
毎回必ず予選ポールを取り
マシンデータを頭に叩き込み
兄弟ならではの的確な意思疏通で
30秒ストップハンデをもろともせず上位に食い込んでくるスーパーチーム。


我々は「速い人」「女」「ヘビー」という王道の30秒ストップ除外大作戦チームなもんで
本来ならば圧勝しなければいけない状況なのですが


速いんだ。あの二人。


前回の優勝時、私は欠場だったため
「ぱぬえ要らなかったんじゃないの?」な状況だけは避けたい・・・!と
不安とプレッシャーを抱えて挑んだわけですが


予選1位はやはりへびとら。
2位は多摩川チームのエースまーくん。
我々は0.003秒差で負けて3位。くやしー!


そして決勝レース。

なんとへびとらのマシンの様子がおかしいく、ズルズルと着を落としていく。
そんな中インに入り一気にトップへ躍り出たのはイカ多摩川のまーくん!
真後ろには我らがイカ江戸川の小倉監督!

もうこの、イカ同士の先頭バトルなんて、その状況だけで目頭が熱くなる光景。
そのイカバトルを制したのは我らが小倉監督。

ぐんぐんとマージンを稼いで2周差をつけて北山さんへバトンタッチ。

今回から参戦のイカ平和島チームが乗っていたマシンに乗り換え
快調に飛ばす。

予定通りの周数でぱぬえにバトンタッチ。

うーん、このマシンは・・・少々気むずかしい。
いつもと同じに走るとテールスライド。
ちょっと手前を心がけて、おや?右コーナー曲がらねぇ!
スピード乗せるとリミッターかかる!
もーぅ、仲良くしようよーと話しかけながらそのスティントは終了。
北山さんへ交代するもマシンがよくない模様。
最小週数でぱぬえへ。


あ!これ朝の練習で乗った子だ!!
ステアリングもアクセルも重いんだけど私好み。
乗ってるうちにどんどん延びるタイプの子。
いける!
結局その子でその日の自己ベストを出し北山さんへ交代するも
とんでもないハズレマシン

北山さん本当にビレ耐でハズレひくよね・・・(;´д`)
またも最小周数でぱぬえへ。


今回は前回の優勝ボーナスとしてドライバーチェンジ+1回なもんで目まぐるしいのよね。


んで乗り換えたマシンが・・・またもあの気むずかしい子!!!!


しかもあったまってよけいクセがつよくなってる!
タイムは全然振るわないけど
小倉さんが稼いでくれたマージンがあるから
失敗しなければ逃げ切れる・・・失敗しなければ・・・



失敗したー!!!


インを突かれたTIAと接触してスピン!
そこへどんどん他社が突っ込んでくる多重クラッシュ!
しかもコーナー出口のためどんどんマシンがきてなかなか復帰できず、ようやく復帰したらコースインする
「うきうき風呂」ユッコさんを発見。

今回私が一番恐れていたのは実はこの方で
同じ女性の軽量ドライバーであり、経験も実力もはるか上。
なんとしても前に出なければ!となんとか前に出て
あとは失敗しなければ抜かれないはず・・・


抜かれたー!!!


さすがユッコさん。
さすがです!きれいにスルッと抜かれましたよ。
でもまだ諦めない。
なんとか真後ろに食らいついて行くも二人とも軽量ゆえにスリップきかず(笑)


直線でハンドルとアクセルを祈りを込めて押し付ける。
最後は執念なのだよ。進め!進め!って念じるの。
そしてなんとか追い付いてうきうきのチームの皆さんも「まうしろ」ってサインボード出してるのに
ユッコさん超余裕で「イエーイ!」とかやってて
もう楽しそうじゃないか、何て素敵なんだよ、もうせめてこの人の真後ろでゴールしたいよ、
何ておもってたら


TIAの集団到来!


見事に離されおまけにその波と共に現れた「名優とおやっさん」の名優が間に。
これまた女性ドライバー!
まんまとブロックされてしまい2位でゴール。
優勝もとれず、ユッコさんの真後ろでもゴールできず、
なんとも消化不良・・・と、



おもいきや!


なんか90分でいろんな事が起こって思いっきりバトルして
清々しいというかなんかおもしろかったんだよなぁ。


そりゃめちゃくちゃ悔しいけど
素直に自分の実力不足に納得できたというか
「あそこでスピンしなければ勝てたのに」よりも
「自分にもっと実力があったら勝てたのに」のほうがはるかに大きくて
とても意味のある2位でした。


「所詮N35」と言われるマシンでの90分ワイワイ草レースだけど
だからこそいろんな発見があって交流もあって
このレース出場してよかったな、ってつくづく思うのです。
去年迷っていたときに背中を押してくれたオジーズ福島さんには本当に感謝感謝♪

そしてレース後はその福島さんのチームの女性ドライバー平ちゃんが「ごめんなさい、私がぶつけたばっかりに(;´Д⊂)」と謝りにきてくれて



おまえかー笑!!!!



なぜかうきうきさんの勝利者インタビューの後に東さんに呼ばれ
私と平ちゃんの二人はみんなの前で状況説明するという運びに。

二人で「ご迷惑をかけてしまったみなさんごめんなさい」と頭を下げ、
ビレ耐第三戦は幕を閉じました。


一見快進撃のようだけれど
上位陣が固まってしまっているため


全然油断できねぇ・・・(;´д`)


なんとしてもシリーズチャンピオンを取って
11月のN35日本一決定戦に出場したいんだよー(;´д`)
でも次戦はなんと


逆走((((;゚Д゚))))



私、本当に逆送が苦手で
ビレ耐の前身イベントビレワンで私を認識していた人はわかる通り



全く使い物になりません。



練習いきたいけど遠いし車がないといけないんだよなー
近くにほしい新東京サーキット。
もしくはどこでもドア。

photo by Azuphoto