維新 [少年柔道メジャー化計画]
世の中には、支持者が少なくたって、素晴らしいことってたくさんありますよね。
そこは、経済的な問題があって、その素晴らしさを告知し切れてないことが原因であったりします。
しかし、経済的な問題を言い訳にしているだけで、実は、先立つ意欲が足りないのかもしれません。
スポーツにおいても、支持者の多いメジャースポーツと言えば、野球やサッカーであるのに対して、その他の多くの競技は、マイナースポーツに属してしまうのかもしれません。
オリンピックともなれば、他の競技が銅メダルで賞賛されるのに対して、柔道では、金メダルを獲ってでも当然の様な目で見られてしまいます。
しかし、現実的には、海外の実力が向上しており、日本人選手とは言え、金メダルどころか、銅メダルを獲ることだって容易ではないのです。
何故なら、フランスではメジャースポーツの柔道も、日本では、メジャーとまでは行きません。
知ってましたか?日本よりも、フランスの方が柔道人口が多いってこと・・・
増してや、小学生や中学生世代の少年柔道ともなれば、完全なマイナー競技となってしまいます。
しかし、この世代をもっと強化しなければ、日本柔道の将来に大きく影響して来ることは確実です。
そこで、柔道育成のために貢献しようと立ち上がった人達がいます。
少年柔道の指導者である杉村氏が中心となって、少年柔道のミニコミ誌が発刊されたのは、昨年の8月でした。
その名も、少年柔道から「月刊☆しょうじゅう! 」です。
本当に手づくりからスタートして、毎月、完成度を高めながら発行され続けています。
実は、第7号となる2月号から、私の少年柔道を題材とした小説『少年柔道物語 -冠川外伝』を連載させていただいております。
今のところ、この「月刊☆しょうじゅう!」でしか目にすることができません。
正直、私の小説などよりも、柔道関係者の方々にとっては、大変ためになる内容が盛りだくさんです。
是非、購入して一読してみられてはいかがでしょうか。
さて、私の小説ですが、2月号では、第1話、第2話を掲載していただきました。
今月末から来月始めに発行される3月号に掲載される第3話は、先日、編集へ投稿しました。
楽しみにしていただけるような方々が、一人でも増えるように、私も、私の立場で頑張って行きたいと思います。
「月刊☆しょうじゅう!」のお買い求めは・・・
月刊☆しょうじゅう!2月号 500円(税込・送料別)
贈物 [ゴルフ 石川遼]
米国の弁護士だったボビー・ジョーンズ氏をご存知ですか。
彼は、弁護士であると同時に、優秀なアマチュアゴルファーでした。
そして、プロよりも強いアマチュアとして、
1930年、28歳のとき、当時のゴルフ世界4大タイトルである全米アマ、全英アマ、全米オープン、全英オープンに優勝し、年間グランドスラムを達成した「球聖(きゅう-せい)」なのです。
そして、同年、惜しまれながらも現役引退。
そして、彼の功績として、現在でも名高いのが・・・クリフォード・ロバーツと共に創設したゴルフの祭典、マスターズゴルフトーナメント です。
毎年4月の1週目の週末。その冠名の通り、世界屈指の名手達がオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ に集い、4日間の激闘を演じます。
そして、ゴルファーとして最大級の名誉でもあるこの大会に、今年、日本の期待の星である石川遼選手の出場が決まりました。
本来の出場規定を満たしていませんが、将来性ある若者と、ジャパンマネーの獲得を期待されての推薦の様です。
17歳6ヶ月で出場となる石川選手は、日本人としては最年少で、世界でも2番目の年少記録となります。
魔女が棲(す)む グリーン。
神のみぞ知る、アーメンコーナー(IN 11番・12番・13番)。
一打目の正確性が求められる大きなアンジュレーションのフェアウェイ。
気まぐれな風。
正に、名手のみが挑むことを許された難コース。
果たして、石川選手がどこまで、喰いついてゆけるのか・・・
なんてことは言いません。
出場する以上は、ベテランも、若手も、特別推薦も変わりません。
是非、球聖がくれた贈り物に臆することなく、堂々とグリーン・ジャケットを羽織るべく挑んで欲しいと思います。
頑張れ、若武者、石川遼選手。
貢献 [サッカー中田英寿]
ザ・プレミアム・モルツ ドリームマッチ ってご存知ですか。
1995年から始まった、プロ野球のOB達が対戦するイベントです。
往年の名選手達が2チームに分かれて、お祭りムードながら、真剣勝負を繰り広げます。
特に現役当時からファンだった方々にとっては、本当に夢の様なイベントであると共に、チャリティー活動としても有益な取り組みです。今年も、当然、開催されるものと思います。
22日に「テイクアクションファウンデーション」と言う財団法人の設立発表会が行なわれました。
その代表理事は、元サッカー日本代表のヒデこと、中田英寿氏です。
中田氏は、元々、TAKE ACTION! 2008 を発起して、
「なにかできること、ひとつ。」+1キャンペーン
を展開されていました。
その具体的な取り組みの一つが、昨年6月に日産スタジアムで開催された、サッカーイベント TAKE ACTION! 2008 『+1 FOOTBALL MATCH』 でした。
多くの選手達が賛同して出場し、6万人もの観客が集まりました。
今回の財団の立ち上げは、それを単発ではなく、継続的な活動とする意志表示でもあります。
何でもそうですが、出来ることを、自ら限定してはならないと思います。
野球で、あるいは、サッカーで出来るのは、ここまでと決めつけるのではなく、その幅を広げて地域活性、人道支援などの社会貢献しようとする取り組みに賛同します。
また、何も、スポーツ選手だけではありません。