抗がん剤治療前に元気チャージ
肺やリンパ節に遠隔多発転移したがん治療の第４クールのため、次の木曜から入院予定です。
８月１５日に第３クールを終えて退院後、副作用が続く中、先日はちょっと敢えて無理をして、元気チャージを試みました。
魚釣り（釣った魚を食べました！）、インドカレー挑戦、競馬場観戦（出資馬応援）、鉄道旅行（愛知県常滑市散策）、を実施し、
達成できて、元気力上がったかなぁと思っていますが、今週の入院前直前に今一度、やりたいことをやってみました。
土曜、台風接近中ですが、早朝にゆっくりジョギング。お昼前に雨があがり、先日行った、近所の（徒歩１分）インドネパール料理屋を再訪しました。
先日も書きましたが、うちの近所（新大阪、三国界隈）はなぜかインド料理店密集地帯。ご近所に１０件程が軒を連ねます。
お店比べすることも考えましたが、先日のお店に再訪。
お昼前ですが、店内には先客が５組ほど。僕の滞在中にも４組のお客さんが来店したので、結構繁盛しています。
店員さんはすべてネイティブと思われる方々。日本語が上手じゃない店員さんもおられます。
先日と同じ２種カレーランチセット。シーフードカレーとダルカレーをチョイスし、シーフードは辛めにしてもらいました。
やはり、おいしい！ダルカレー（レンズ豆カレー。優しい味で美味しい）、もちろん、ナンも、タンドリーチキンも美味しい。
他のお客さんがよく頼んでいる、チーズナンやビリヤニに未練を残しながらも、大満足して店を後にしました。
ナンもお替わりできて（食道亜全摘している僕はお替わりはできませんが…）、ドリンクもついて、１０００円でお釣りが来ます。
また、退院したら、きっと訪れると思います。
日曜。今日も早朝ジョギングのあと、近所の町中華に行ってみました。以前何度か行ったことのあるお店。時間を問わず、いつも行列ができています。
今日もお昼前から大行列。ちょうど開店１巡目が入った後だったようで、２０分ほど待ちましたが、そのあと列が一気に進みます。
中華料理店なのに、お客さんの３～４割くらいがオムライスを頼むちょっと変わったお店です。
僕は大体いつも天津飯。ですが、今日は中華丼、餃子をオーダーしました。完食できるか、不安…。
運ばれてきて、あまりの美味しさに冷静さを失い、（耳下腺がん手術の後遺症、麻痺で口の右半分が動かず、唇内側を噛みそうになるので、いつもは指を口に差し込んで慎重に食べるのですが、）ついがっついてしまい、見事に口の内側を噛んで、流血してしまいました…。痛～。そんな痛みも吹っ飛ぶほど、中華丼も餃子も美味しかったです。帰宅してから軽いダンピングと腹痛（トイレ）で小休止。
その後夕方、銭湯へ。頸部右左にそれぞれ１０センチの術創。胸部に縦に約１０センチの切傷。それから腹腔鏡、胸腔鏡の傷孔１０か所強。顔右耳上から頬、喉元にかけて２０数センチの目立つ大きな傷跡。そして右頬の大きな陥凹。
誰がどう見てもやばい身体ですが、治療を乗り越えてきた勲章だと思うと恥ずかしくはありません。
（放射線治療のときの位置合わせの数々の十字マーク、あれはちょっと見られるのがいやだったぁ～）
閉じない右目に汗が流れ込むと痛くてたまりませんが（あとふら付いて転倒しないよう気を付けて）、久しぶりの銭湯、身も心もスッキリしました。
さあ、木曜からは第４クールの治療（キイトルーダ、シスプラチン、フルオロウラシル）の治療です。
蓄積性のシスプラチンは今回で限界量に達するらしく、主治医から最後と言われています。ぜひ効いてほしい。
身体のコンディションは悪くありません。メンタルも大丈夫です。多分予定通り、治療できると思います。今気になるのは血管痛、静脈炎（何か所も黒く固くなって痛い）のみ。
いい結果をイメージして、治療に臨みます。
がんばります。
左の豆カレー、美味しいのです。
中華丼と餃子。餃子1人前8個は多いですよねー
いつも行列。ショーケースのオムライス、人気メニューです。