1クール目の抗がん剤免疫治療を終えて、3週間経過し、次の治療のため、本日大阪国際がんセンターに入院しました。

前回、前々回の入院では同じ12階なでしこ病棟に、長い間大変お世話になったのですが、今回は病棟が変わり、10階さくら病棟。

これまでの経緯経過を知ってもらっている馴染みの看護師さんが大勢いると安心感がありますが、慣れっこになって、甘えが生じてもいけませんから、

今回は違う病棟になって、むしろ良かったかもしれません。

入院前日の昨日は、散髪に行き、抜け毛が始まっている髪の毛を短くしました。

ただ、今回はどうやら全禿げにはならなそうな雰囲気です。バサッとは抜けませんから。

散髪で困ったのは、マント状のエプロンを被ると、閉じない右目を手で触れない、こと。

手で閉じさせられなくなって、髪くずが目に入るのが怖くて怖くて、終始ぎゅっと目をつぶらなくてはならず、しんどかったです。

それから、右顔の耳から顎、首元にかけての大きな手術の傷跡。固くて凸凹してますから、床屋さんも触るのが怖がって、カミソリは拒否られました。仕方ありません。洗髪も目を閉じられないので、ナシにしてもらいました。ちなみに自宅でも洗髪、シャンプーは目が痛くてつらい作業です。もちろん洗顔も難しい作業です。

入院初日の今日、まず口腔外科の診察。

開口量が、前回17mmから22mmに前進していました!かつては5mm程度しか開かず、食事や歯磨きもできなかった口。それが開く量が5mmも増加、うれしいです。噛む力も少しずつ前進しています。

持参した自前の歯ブラシを使って、歯科衛生士さんが歯を丁寧に磨いてくださり、当て方が自分と少し違うことが、とても参考になりました。

バイタルチェック、採血、採尿、胸部X線撮影、栄養管理師さんと入院中の食事について入念な相談、そして薬剤師さんから薬剤(抗がん剤)の説明、も済みました。

さあ、明日午前から点滴の開始です。リフレッシュして、気力は十分漲っています。

持ち寄った、たくさんの御守りにも改めて、願をかけました。

恩師の神父さんから送って頂いた、四つ葉のクローバーが新たに仲間入りしています。手作りでパウチされており、眺めているだけで元気がでてきます。

それとなぜか、仏像の絵葉書。神父さんの大好きな仏像(菩薩様)らしいです。応援してくれる仲間が増えて、僕の冒険の旅も、大変心強くなっています。

がんばれます。乗り越えていきます!



今回の病室からは、真ん前に大阪城が見えます!


咬筋がん、耳下腺がん の切除痕。

まだ硬くて、凸凹してます。頬、顎、耳も痺れて痛みますが、少しずつ良くなっていくと思います。