キイトルーダ+CDDP+5FU療法1クール目終了!


先週6月13日水曜にがんセンターへ入院し、14日木曜より抗がん剤の点滴を開始。

次の日15日には早速浮腫みで体重が2.2kg増加。

16日日曜にはさらに、1.8kg増加(純増4.0kg)し、酷く浮腫んだ状態になりました。

ちょうどその頃から吐き気、倦怠感が酷くなり、食欲不振で食事がままならず。

軟飯、軟菜食を思い出すだけで、げーげー状態。(実際に吐くわけではありませんが、嗚咽がでます。)

麵食に変更してもらったりしながら、なんとか口にできる食事を進めますが、絶えず吐き気で苦しい。

月曜はベッドから降りるのも億劫になり、ほぼ寝て過ごしていました。

ですが、食道がん手術以降、下痢がデフォルトになっていることもあり、そんな動かない状態でも、消化管は動いていて、

去年術前抗がん剤治療のときに苦しんだような便秘にはならずに済みました(便通(軟便)はありました)。

19日早朝、採血があり、主治医の回診で骨髄抑制が酷くなければ、明日明後日に退院できますよ、と言われ、その結果を待ちます。

お昼過ぎには、長かった120時間持続点滴が6日目にしてやっと外れて、吐き気は依然あるものの、ちょっとした開放感。

久しぶりに歩きます。

すると、看護師さんが、にっこり笑顔で「しばしゃんさん、明日、退院できますよ。」H看護師さん、一緒にすごく喜んでくれました。

吐き気はつらいですが、メトクロプラミドを多めに処方してもらったので、家でも大丈夫。

というわけで、明日退院になりました!

食事の問題、顔面は依然麻痺。口も開かず、噛めず、眼は閉じませんが、目薬を頭頚部外科からこちらも多めに院内処方してもらいました。

週末は自宅で療養できます。

次回の2クール目は、また同じ治療をやりますが、インターバルを予定より少し多くとって、3週間後になりそうです(通常ならば2週間後)。

次に向けて、鋭気を養って気持ちと体調を整え、先へ進みたいと思います。


ひとつ、すごく残念なお知らせ。

マラソンを走る、希望の灯と位置付けていた、今秋の岡山マラソン、厳正な抽選の結果、「落選」通知となりました。

涙。大変ショックです。アメブロの方々にも、アナウンスして、応援してくださったり、あるいは一緒に出走を検討されてくださる方もいらしたのに、

とても残念です。僕が出ると言ったばっかりに、知り合いに当選した人もおられるので、できるなら現地に足を運ぶことは考えています。

まあ、考えようによっては、食道がん亜全摘手術をして1年後にフルマラソンを走ろうというのはもしかしたら、虫が良すぎたのかもしれません。

実際、身体の状態は頓挫しっぱなしですし。(顔への転移(咬筋がん、耳下腺がん)、肺リンパへの多発転移)

もういちど、身体を声をよく聴いて、慌てず、焦らず、わくわくするようなランニングプランを考えようと思います。

(でも岡山、走りたかったなぁ。自己ベスト2回更新した、思い出の体幹なんです未練あり。)



がんセンターの麺食。吐き気で苦しくても、食べやすくて、助かりました。