耳下腺がん入院20日目(手術後18日目)
備忘録の為、現在の顔面麻痺などの状況を記します。
顔:触るとまだ痺れあり。妙な感覚。腫れは随分引いている。歪んで左右差あり(右側垂れ下がる)
目:右目はまばたきで半分しか閉じない。ぎゅっとすれば閉じる。涙やかすみで見えなくなり、時々手で押さえて瞼を閉じさせる。洗顔時右目に水が入る。
耳:右耳は相変わらずぎゅっと押し潰された感覚。これは一生治らないと先生に言われた。
口:口右側は全く動かない。左端が少し開くので、そこからご飯を口に入れる。「いー」は全くできない。歯の上下は20mm以下。もう少し開ける練習をしているが今のところ進展なし。ほっぺを膨らませられない。口に水を含めない。舌を前後にほとんど動かせない。口の端に溜まった食べ物を動かせない(手指を使うしかない)
食事:全粥→軟飯OK。葉物野菜、全く噛めない。
体重:軽い早期、後期ダンピング、下痢を繰り返すが、40キロ台まで落ちた体重は50.0kgに戻した。
傷痕孔からの唾液漏れ:食事の際に唾液がだらだら流れ出てくる。一向に改善なし。タオルを首に巻く等の対策が不可欠。
明日、多々不便な状況ではあるけれども、一旦退院できる見込みになりました! 看護師さん達も良かったねーっと口々に言ってくださいます。
手術が遠い昔のように感じられます。長かった〜。(明朝の処置の内容によっては変更もあり得ますが)
しかし、一方で、
つい先程、病室に食道がん消化器外科のS先生が来られ、来週6月12日に入院して、多発肺転移への抗がん剤免疫治療を始めましょう、と。シスプラチン、フルオロウラシル、キイトルーダ、これを6/12〜、7/9〜、2クールそれぞれ1週間強、入院して行うことに。奏功率、僅か10%、また言われました。一番期待できるものを持ってきているのでこれが効かなければ、もう有効な手立てはない…と。結構はっきり言うなぁ…。ゴクリ。
かなり厳しい状況ですが、大丈夫。やる気出てきました。体力気力を戻して、がんばります!
全粥から軟飯にステップアップしました。
耳下腺の部分、圧迫固定しています。