大阪はこの週末はしとしと雨が降っています。そういえば、先週の日曜もぽとぽと降る雨でした。
僕自身、もともと雨は嫌いではありません。
雨の慣用表現!?を振り返ってみても「雨降って地固まる」とか、「慈雨」とか、雨には意味がありますし、降らないと困りますし、
晴耕雨読ならぬ、雨には雨の日の過ごし方があったりします。
がんになって、入院中の病床で心の針があっちいったりこっちいったり、つらい経験をしているときに、
そのときたまたま降っていた雨を病室の窓から眺め、
晴れの日があれば雨の日もある、どんなときも雨は激しく、時に優しく色々なものを流し去ってくれる、そんなふうに都合のいいように
思ったりするようになって、気持ちが楽になったりしたこともあって、以降、さらに雨が好きになりました。
今では、雨の日の空気の匂いを嗅ぐために外に出たり、聞こえるか聞こえないくらいの雨音に耳を傾けたり、そんなちょっと馬鹿げたこともしています。
もちろん雨の日は洗濯物も干せないですし、傘がないと濡れますから、普段と同じことを同じようにできるわけではありません。
そんな雨の週末、
週末はジョギングをしようと決めてましたから、雨だからといってやめる理由にはならない、と思い、
ジョギングウェアに着替え、ランニングシューズに足を通し、近所のジョギングコース(河川敷)に昨日も今日も出かけました。
風邪をひいては元も子もありませんが、ちゃんと対策をすれば、大丈夫。
しとしと雨降る中、靴下も濡れましたが、気持ちよく、ジョギングできました。
実は、病気になる前も、雨の日であっても、ランニングしていました。むしろ、雨の日だからこそ、いつもより沢山走った日もありました。
雨の日にしかできないドレスチェック(このウェアは濡れたら重くなってNG、とか、このシューズとソックスの組み合わせはいける!とか、このシューズは滑る!とか、このワセリンはいいね!とか)を行ってました。雨の日のジョギングで、よくお会いする顔見知りも、以前はいました(お互いに馬鹿だなぁと思ってたかもしれません…)。
目標にしてるマラソン大会当日に雨が降ることだってあります。その準備をしているか、で結果は変わります。
そんな甲斐もあって、土砂降りの中でも自己ベスト更新や好成績を上げたマラソンが何本もあります。思い出深いです。
ちょっと話がそれましたが、この土曜日曜とも、小雨の中でもジョギングできて、心がすっきりしました。
嚥下障害、ダンピングで食事ができなくて困っているのに、ジョギングで数百キロカロリーも消費するのもどうかと思いますが、
雨のことだけじゃなく、そのあたりのバランスも考えながら、焦らず取り組んでいこうと思います。