造影剤MRI検査

今日はがんセンターで造影剤MRI検査を受けてきました。

先々週、頭頚部外科で耳下腺腫瘍と診断された件に関しての検査です。

1月下旬から口を開けようとすると右上顎が痛くて、開けることができず、今も口は1センチくらいしか開きません。

そんなですから、口に食べ物を入れるのは結構大変で、パンとかは押しつぶして押し込んだり、齧れるものは前歯で齧るようにしながら、なんとか口に入れてます。

胃がない分、咀嚼をできるだけ頑張るわけですが、堅いものの場合は右頬が痛くてつらいです。

歯磨きもブラシを奥に入れるのが痛いし難しいです。歯磨きの大切さはがんセンターで学んでおり、これも、なんとか頑張って1日4回、奥歯までできるだけ丁寧に磨いてます。

MRIは20年ほど前、脳ドックで数回受けた記憶がありますが、

食道がんの一連の検査に含まれていなかったので、がんセンターで受けるのは初めて。

CTや放射線治療を受ける時と同じく、検査着に着替えて、検査室前で待ちます。

問診表、同意書の確認と、化粧水を塗ってませんか?とか身体にアクセサリーは付けてませんか?と何度も繰り返し聞かれます。

MRIはX線と違って被爆の恐れはないけれど、強い磁場の影響で金属成分があると金属部分が発熱しちゃうそうです。

患者さんは皆マスクをしていますが、検査直前に看護師さんから「このマスクに変えてください」とワイヤーなし?のマスクに交換させられます。

そしてまた入念に、空港で危険物を検査するかのように、金属がないか検知器で念入りにチェック。

さあ、検査です。

空咳が出やすいことを検査技師に伝え、検査台に横になります。騒音対策のヘッドホンを装着してくれます。

そして頭が動かないよう、頭をすっぽり箱状の枠内に収め、緩衝材を隙間に詰められます。

さらに上から格子状のガードのようなものを被せられ、視界はかなり限定されます。

筒状の閉所に入る聞いてるけれど、顔を完全に固定されて、既に閉塞感、ありまくりです。

もう眼をつぶるしかない、と思い、できるだけ、きれいな画像が撮れますように、と息を浅くして、唾を飲むのも、我慢我慢。

さあ始まります。

検査台が移動して検査が始まると、ガンガン、カンカン、賑やかな音がします。

数分ごとに、少しだけ小休止があるみたいで、その度に技師さんが「今なら咳をしても大丈夫ですよ」と親切に教えてくれます。

でも、きれいな画像のために、頭の位置を1mmも動かしたくないので、咳も我慢。

15分ほどで一旦、検査台が装置の外へ。ここで寝たまま、左腕に造影剤の注射。CTと違って、かあ~と熱くなるとか、の反応はなし。造影剤の感触ないまま、再度検査。5分くらい、ガンガン、カンカン、音を聞いて、検査終了。

注射を抜いて、起き上がって、終了でした。綺麗な画像が撮れているかな。

結果は、穿刺吸入細胞診の判定と合わせて、来週木曜の診察で分かります。

憂いてても仕方ないと割り切っているので、むしろどんな結果であろうが、楽しみです。

検査のために朝食は超軽めにしたので、普段感じない空腹を感じ(久しぶりに感じる空腹感、うれしい!)、

カキフライとコロッケを買って、職場で遅めの昼食。カキフライもコロッケも厚みで口に入れるのは大変(前歯で齧り食い)ですけど、美味しかった~。

カキフライ3個、コロッケ1個、焼売1個、とご飯1膳。そこそこ食べれました。野菜ないけど(^^;)