食道がんの手術(2023年11月13日)を終えて、現在3か月半。もうすぐ4か月経過。
そんなにたってるんだから、もうある程度良くなっているでしょ?って思われる方と、
いやいやまだ3か月しかたってないんだから、できないこと沢山あって当然。まだ無理は禁物ですよ。と思われる方と
僕の周りでも考えが分かれるような気がします。
で、実際のところ、、、、
まだトラブルを抱えていて、日常生活にも支障がある状態です。
やはり大きい手術でしたから。。。
いまだに難儀、不自由しているのは、
食事の問題(食べる量、ダンピング、腹痛、下痢、むせる、誤嚥しそうで水を飲むのが苦手、嚥下障害、体重減少)、
呼吸の問題(空咳、息苦しい、肺活量が落ちている?)、
声が出にくい(声量、音域)
傷の痛み、こわばり(腹筋、頚、姿勢を維持するのがしんどい)
それぞれ、事前に後遺症として説明を受けていたもので、今はまだ苦しいけど、いずれゆっくり改善するだろうと思っているものです。
ただその改善の速度は個人差があるとのことで、数か月から、場合によっては、数年かかるものもあるとか。
数年で改善?それって治るというより、慣れるとか、もしかしたら諦める、という領域のものじゃないの?って悲しく思えたりします。
弱音を吐きたくもなりますが、なんとか改善目指して、乗り越えていこうと思います。
で、よく言われる後遺症のトラブルとして、消化液の逆流、というのがあるのですが、
僕自身、あまりこれまで、意識したことはありませんでした。
食事中にダンピングが起こり、動悸や腹痛を起こしても、ソファに横になっていると30分ほどで改善していました。
食後すぐに横になってはいけません!なのに、僕は横になっても結構平気だったのです。
就寝時も枕を若干高めにしていますが、普通に仰向けに寝れていましたし、朝起きた時に口の中に苦みを感じることはあっても、その程度で済んでいました。
ところが、
昨夜就寝中。午前2時半ごろ。
寝ていると突然、口の中に液が溢れ、すぐ枕元に置いていたタオルで押さえて、洗面所に走りました。
苦ーい、苦ーい、黄色い液体が口元から溢れ、喉が苦しくて痛くて咳が出る。咳をするたびにまた追っかけるように、泡状に苦いのが出てくる。
こんな状態じゃ寝れないと思い、仕方なく椅子に座って1時間くらい深夜テレビを見てました。
やっと落ち着いたかと思い、3時半過ぎに再び寝床へ。
10分ほどして、再び咳き込んだと思ったら、また口の中に苦い液体が逆流。
タオルで口を押えて、洗面所にまた走る。こういう逆流は初めてでした。
もう普段の寝床(ベッド)で寝るのは諦め、上体を起こしてソファーで朝まで過ごしました(一応寝れましたが…)。
思い当たるのは、晩御飯が足りなかったと思って、寝る前にドラマを見ながら、アイスクリームを食べたのがいけなかったのか。
多分それだと思います。それと、対策不足。上体を少し起こすか、少なくとも枕をもう少し高くしないといけないかもしれません。
また寝ている間に口に苦いのが流れてきたらと思うと、今夜、寝るのがちょっと怖い気が。
初めての後遺症で、ビビっていますが、これも乗り越えないと。がんばります。