9月21日 退院して帰宅してからも夜中にトイレに行くのが習慣になってしまい、何度もトイレにいく。
会社(自営業)に顔を出し、声は出ない(出ないわけではないが、出しにくい)が少し事務仕事をこなす。
お昼に食べたパスタで喉を詰まらせ、吐く。
今日からの平日は、通いで放射線治療を受けることになる。
夕方、がんセンターへ行き、まず歯科治療。
歯石を取ってもらい、舌もジェルのようなものを塗って、掃除してもらった。
入院時の放射線は、病室からパジャマのまま治療を受けられたので楽だったが、通いでは、ロッカーで荷物を預けて、着替える必要がある。
そして毎回の会計。少しのことだけど手間がかかる。
9月22日 放射線の前に、看護師さんの面談があった。現状のつらいこと、食事がのどに詰まってつらいことを伝えた。
とにかく工夫して、食べれるうちは食べて体力維持に努めてほしい、治療前の8割を目標に食べてほしい、大きな治療(手術)の前に、頓挫してほしくない、しばしゃんさんは食道がん患者としては比較的若い方だから先生もチームも、順調に臨んでほしい と涙ながらに説明してもらい、こちらも目に涙が溢れた。
先生やお世話して下る看護師さんたちの施術や思い、ケアを無駄にしてはいけない、と改めて思った。