昨夜治療の話を聞いて寝つきが悪かった。さあ今日から治療が始まる。

8月23日 12時ちょうどに左腕に点滴の針が設置され、生理食塩水の点滴が始まった。

これから数日間、点滴を付けたたままになり、行動、移動が制約されるが、

食べるものには制約がないとのことで、病院1階のコンビニにでかけ、お菓子を買ったりした。

午後、院内の歯科の検診があり、歯や舌の状態のチェックと歯石を取ってもらった。

がん治療には、歯科口腔のケアが非常に大切ということを初めて知った。

家内がお見舞いに訪れてくれ、家内も物珍しそうに病室や点滴の様子を観察してた。

夕方、主治医の先生方大勢が部屋に見え、回診をしてくださった。

「がんばりましょう」ということだったが、あまりに大勢でびっくりした。

夜、NHKでがん緩和ケアの番組をやっており、つい見入ってしまう。

「自分らしく…」というキーワードをノートにメモった。

夜中何度か尿意で目覚めた。点滴で水分が身体に入ってきているからかなぁ。

確かに翌朝の体重は60.6kgで入院時よりも2キロ以上増加した。

朝食のころ、担当医が回診にみえた。

「このあと、抗がん剤が入りますよ。がんばりましょうね。」

「はい!」

やる気満々。