ヒデとロザンナ 好きだった曲の数々 | 芝ちゃんのブログ

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青少年時代の歌番組等の思い出、時に現在の私事エトセトラ

  ヒデとロザンナは1968年9月にコロムビアレコードからデビューしたヒデ(出門英)とロザンナ(イタリア出身のロザンナ・ザンボン)で、ヒデが1990年6月17日に病死する3ケ月前までデュオやソロなどで活動されていた男女デュオでした。

 

 歌謡番組がとても多かった時期で、外国人とのコンビということや曲の良さに恵まれたこともあってデビュー曲は大ヒット、その後5年はヒットや大ヒットを連発しておりましたが、売れ行きが思わしくなくなってきた頃の1975年2月に結婚、レコード会社も変わり、1976年頃から再び出門英単独ソロやコンビで十数曲はシングルを出されていたように思います。その中には「さらば夏の季節」だとか「真夜中の子守歌」、「追想」といった曲はドラマ主題歌ということもあってヒットしておりました。

 又、ヒデは作曲家としての才能を開花させ、小柳ルミ子へ1977年に「星の砂」や「湖の祈り」「蛍火」、1978年には森昌子へ「彼岸花」や「夕子の四季」という楽曲を提供し、特に「星の砂」は大ヒットして話題となりましたね。ソロの曲では1984年の「野風増」や1988年の「黄昏に愛をこめて」は歌番組で観た覚えがあり印象に残っております。

 さらに、俳優としても”必殺仕事人シリーズ”などテレビドラマなどに出ておられたこともありました・・・とても残念でした。

 

 出門英は1962年12月に水木英二の名前で「東京ロマンチックガイ」で東芝からデビューしており、翌1963年6月には2作目として「想い出を消して行こう」という曲も出していたとのことですが一度も聴いたことがありませんのでおそらくあまり売れなかったのではないでしょうか。

 その後、ユキとヒデのデュオでポリドールレコードから1967年8月に「白い波」(ユキは佐藤ユキといって後に「悲しみは駆け足でやってくる」が大ヒットしたアン真理子さん、♪明日という字は明るい日と書くのね~♪)で再デビュー、1968年10月に2作目は「スノー・ドルフィン・サンバ」(この時のユキは矢野育子といって解散後はデイ&ナイツというグループでヴォーカルを担当し「愛のモトマチ」がヒットした)の2曲(いずれも、あのナベサダ(渡辺貞夫)の作曲によるボサノバ曲でした!)を出してから解散、その直後にヒデとロザンナを結成してデビューで、ほとんど間があいておりません・・・。結成にあたっては、ヒデがロザンナに声をかけたとのことでした。

 

 (訂正) 詳しい友人から”「スノー・ドルフィン・サンバ」の発売は1968年10月ではないよ、1967年10月だよ”との指摘をいただきました。言われてみればそれが普通だよね、ヒデとロザンナの「愛の奇跡」の発売が1968年9月だから解散直後に結成というのは間違いでした

 

 

 当時は、個人的にはKとブルンネンの方(特にブルンネン)が好きだったが、ヒデとロザンナは曲が好きで初期の頃は良くレコードを購入して聴いておりましたので、何枚か発売順にジャケット画像を載せておきます。50歳代の人はほとんどわからないかも・・・40歳代以下は全部わからないだろうね。

 デュオではトワエモアも活躍したけど、一番売れたのはヒデとロザンナでした。

 

 

     

  当初は、「何も言えないの」がA面扱いだったのですが、「愛の奇跡」の評判がよくて大ヒットしました。

  「粋なうわさ」も良い曲でヒットしました。 ♪シャラララララ、シャラララララ~粋な噂をたてられた あなたは私に恋してる(恋してる)、二人は本当に恋してる(恋してる)~

 

       

 

  奇跡シリーズ第2弾でヒットしましたね! ♪ローマに朝日 昇る頃 白いお部屋であなたは眠る~ローマに泉ある限り 二人の心離れはしない~♪

  この後、「笑ってごらん子供のように」という作品(ユキとヒデの昔のコンビで作詞作曲した作品)を出したようだがテレビで観た記憶はないのであまり売れなかったかもしれません。レコードだけは後年に買った気はするが・・手元の残っておりません。

  次の、「愛は傷つきやすく」はオリコン1位にも輝いた二人の最大のヒット曲となりました。

  ♪自由にあなたを愛して愛して 私はこんなに傷ついた 例えば二人で命を絶てば微笑さえも消える~ 蘇る日々(蘇る愛)~優しい言葉~~♪

 

     

  

   何十年ぶりに針を落として聴いてみた。OH!最高!聴くと思い出すんだよね~大人の歌ですね。

   ♪ふたりの間には 愛があると言うの それはあなたの嘘 なぐさめの言葉ね~♪

      そして、 「抱擁」、これまたメロディーを完全に忘れてしまっていたが、聴いたら思い出しました・・

   ♪貴方の指と私の指がやさしく強くからみあう これが愛(愛)愛なのね

    これがくちづけ くちづけ) くちづけ ララララ~♪ 

 

      

  

    「愛情物語」この曲も忘れない!♪別れたあなたと 3年たって 街の小さなカフェで ばったり逢った ♪ 「望むものはすべて」はハイテンポで軽快な曲、♪望むものはすべて君 君だけのものさ 奇跡を呼ぶこの胸のときめきアイラブユー♪ しかし、改めて聴くと「愛情物語」の方が断然に良いですね!、メロディー的にも最高だけど子供だったからわからなかったんだろうな・・きっと。 

 

     

 

   「愛の架け橋」 ♪ 青空へとハトが飛ぶよ 北国へとハトが飛ぶよ ♪

   ハイテンポな曲、当時は好きで良く聴いていました・・。

   「卒業」の前に「トマトの家」と「雨のめぐり逢い」を出していたはずだけど見つけられなかったのでパス・・(誰かにあげちゃったかな・・見つかったら追加で画像をのせます)

   ♪悪い女だと呼ばれても 卒業したいあなたから 男が夢など追うように 私は恋に生きたいの♪

    このレコードは後で姉からもらったもの・・・きっと、当時の姉の心情にピッタリだったのかもしれない。当時は、自分は高校生で姉は社会人だったが、同じ屋根の下にいてもほとんど顔を合わすことも話すこともなかった・・。

 

   しかし、歌って凄いなぁ、当時が走馬灯のように蘇ってくる~楽しかったことも悲しかったことも・・・。しかし、大量にあるレコードも整理、処分していかなければならないオヤジになってしまっている現実がここにある・・・・

 

  追加写真)