観劇 その2 | 劇団芝居屋の役者の独り言

劇団芝居屋の役者の独り言

芝居屋役者たちの独り言、たまに愚痴、時々叫び!?聞いてやってください

今回は音楽についてでございます^^





実際の舞台などは



既製の音楽などを使います



ウチの劇団だって、そりゃ使いますv



ただ、この音楽ってのが曲者で



作った人たちの想いってのがある訳で



そこに、何らかの作為があるものだと思います



悪い意味じゃなくってですよ←これ、重要!



 



舞台の上ではやはり



そのシーンに合わせて選曲するわけですので



見ている人(お客さん)に



このシーンでこういう音楽を流せば



きっとこう感じてくれる



 



えっと、例を挙げれば(極論に近いですが^^;)



頑張ってる!!ってシーンで、ロッキーのテーマが流れてくれば・・・



 



ただ、この選曲は、効果的に使えば



凄く良い物なのでしょうが



その曲の所為で、役者の演じている個が見えなくなったり



ぼやけたりしてしまうのではないかな?と・・・



 



自分はパフォーマンスをする時の選曲は



完全に作為があります



楽しく笑ってもらいたいところでは



陽気な曲



盛り上がっていきたい時には



アップテンポなノリのいい曲



 



曲、音楽に助けられる事は多々ありますし



それは身をもって実践しているので



一概には良い、悪いとは言えません





 



 



ただ、既製の音楽を、役者の心情を説明するような使い方は間違っているのではないかなと。



舞台においては



生の空間なんですから!



映画などと違って



ライブで感じられるはずだと思っているのです。





それは、役者の仕事であり



伝えるものは、受け取り手によって変わってしまうものです



 



それを、曲、音楽の持っているイメージに傾倒、固定化していくのは・・・





損な気がしてなりません。



 



 



ウチの劇団は



テーマ曲をオリジナルで作ってもらっている



なんとも、恵まれた環境です。



だからこそ、こういう事に思いを馳せられるのでしょう。





オリジナルの曲



その舞台の為だけの曲



音楽と言うよりは



舞台音楽



劇音楽



見に来る人には、初めて聞く



音楽



イノセント



無垢な、真っ白な状態で耳に入ってくるのですから



自由に想いを馳せられる・・・



 



 



 



う~~~ん



結局、何が言いたいのかと言うと



使い方一つで



有効にもなり、ならなくもある



と、いう事^^



 



舞台を構成するのにあたって 



重要なファクターではある事に



なんら、代わりはないんですけどね



音楽って♪



 



 





以上、家村でした^^v



 



なお、これは自分の私的な意見ですので



その辺を、お間違えのないように



お願いします。