久しぶりの夜須川散歩シリーズです。
当ブログの主人公でもある社長と呼ばれる飼い犬との夜須川を巡る散歩は河口から遡って4キロを過ぎる辺りまでやって来ています。
夜須の小さな平野は東と西に連なる山並みに囲まれた小さな三角州のようになっていて、中頃から西側に沿う県道と東側に沿う市道が通っています。
夜須川はどちらかと言うと東側の市道近くを流れ、西側の県道に近寄ったり離れたりと蛇行を繰り返しながら遡ります。
当然のごとく夜須川周辺は農地が多く、田んぼや畑を見ながらの散歩が多くなります。
季節ごとの植物や生物を見る事も多く、その景色を見ると季節を実感することが度々です。
川は周辺の田圃や畑を潤す水源となっていますが、川原に降りられる場所は少なく、河口から4キロほど遡った所まで来るとようやく川原に降りられる場所が多くなり、社長にとっては格好の遊び場となります。
川の様子も季節によって様々で、川原を自由に行き来できるのは冬の水の少ない時期となります。
冬は寒いので水に浸かるのが嫌かと思えば、足元だけは平気で浸かって行きます。
夏になると水量は一気に増えますが、泳げる場所ではどっぷりと浸かって暑さをしのいだりする、社長にとって夜須川は大事な遊び場ともなっています。
夜須川の土手は冬場や草を刈ったばかりの時は通れますが、区間によっては通れない所もあり、農道を通って移動して行きます。
田圃の脇には川が流れていて、出来るだけ近場を追って遡って行きます。
河口から12個目の堰と14個目の堰にある13個目の堰は私有地の中を通らなければならず、草木の中を分け入って堰に降りようとしましたが、降りられず断念してしまいました。
さらに市道を遡って行きます。
河口から4キロを過ぎたあたりからは平野はぐっと狭くなり、東西の山の裾を通っていた県道と市道の距離も縮まってきます。
川の幅も狭くなり、川原が殆ど無くなってきます。
犬の後ろを流れていますが、数メートルの幅となっています。
横にある石は常夜灯で、市道の川沿いには数ヵ所あります。
夜須川もいよいよ中流域から上流域に差し掛かる所まで来ます。
東西に通っていた県道と市道はこの辺りで合流し、平野は殆ど無くなってしまいます。
東から流れて来た支流と交わる場所があり、そこには小さな堰があって、降りる事ができます。
夏には水量が増えますので、小さな支流と言えども堰を覆い尽くすほどの水が流れます。
上の写真は晩秋の水量が少ない時で、堰の上まで行けましたが、水量が多い時はここまでとなります。
因みに、夜須川の本流は真っすぐ北に流れていて、堰は支流の合流部にあり、堰から流れているのが支流なのです。
ここでは川原は無く降りられませんが、社長はどこか降りられる場所を探しているように見えます。