2024年6月18日に82歳の誕生日を迎えたポール・マッカートニーを聴き続けて、こちらも50年近くになります。
ビートルズファンの中にはソロはあまり興味が無いと言う人もいますが、私は全員のソロもきちんと聴き続けています。
今晩はポールマッカートニーの音楽を聴きながらの晩酌となりました。
ビートルズの元メンバーでご存命のポールとリンゴは日本では後期高齢者と言う年齢にもかかわらず、今も年齢を感じないように精力的に活動しています。
リンゴも北米ツアーを開催中ですが、ポールも「GOT BACKツアー」で南米からヨーロッパツアーを発表したようで、衰えを知らないようなパワフルなアーティストです。
そのポールマッカートニーのウイングス時代の音源がリミックスされたアルバムが6月14日に発売されたばかりです。
ポールマッカートニーとウイングスは1974年8月にドキュメンタリー映像作品の撮影のためにアビィロードスタジオに入りました。
その時のスタジオライブアルバムの制作にも取り掛かっていたのです。
そのアルバム名が「ONE HAND CLAPPING」なのです。
1973年の「BAND ON THE RUN」のアルバム制作直前に2人のメンバーが脱退し、アルバム完成後に新たに2人のメンバーを加入させ、1974年に新たなるラインアップで始動したウイングスはワールドツアーを視野にリハーサルを開始。
ONE HAND CLAPPINGはそのレコーディングのドキュメンタリーを元に制作したものです。
新体制のウイングスの演奏が聴かれるスタジオライブアルバムのはずでしたが、このアルバムは公式にリリースされることはありませんでした。
そのアルバムが50年の年月を経てリミックスされて、正式に発売され、我が家に届いたのです。
CDでも発売されていますが、アナログレコード盤での購入です。
このアルバムの収録曲は、これまで一部の音源が海賊盤に流れたりしていました。
後年、ポールマッカートニーのアーカイブシリーズでも一部が正式に収録されていましたが、今回はめでたく全編が収録されて聴くことが出来ます。
何十年経っても切れることの無いサウンドです。