八王子さくらのみちから物部へ (last) | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

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ロンリーライダーの農業と趣味の日常です

八王子さくらのみちの起点地である杉田ダムからさらに物部川沿いを遡って物部まで向かって行きます。

物部川の左岸にはずっと国道195号線が通っていますが、右岸はのどかな集落が点在し、国道沿いとは雰囲気がまるで違うルートとなっています。

このルートは春が最も走って気持ちの良い季節なので、このルートを行きます。

 

 

桜の樹や華やかな植物も多く、物部川がより近いこともあって自然の景色を楽しめるルートとなっています。

とにかく桜の景観が良いのですが、意外と早く、もう終わりになりかけている桜が多いです。

もう少し、早めに来なければいけませんでした。

 

 

日ノ御子と言う集落から中谷と言う地区まで高台のルート行き、残っている桜を見て県道に戻ります。

明石(あかいし)橋と言う、川を跨いでいると言うよりも山肌の隙間を埋めるような橋を通過します。

この橋の架設は昭和38年となっています。

 

 

その橋の横に広場があり、そこに桜がズラリとありますが、殆どが散っていました。

ここも桜の下に物部川が見られますので、花見をするには最高の景観となりそうです。

 

 

日浦込(ひうらごみ)まで遡ると満開の枝垂桜がありました。

何だか久しぶりに見るような華やかな桜です。

 

 

枝垂れ桜はソメイヨシノよりもピークが遅いのでしょうか。

しばし、桜の下で小休止です。

 

 

旧香北町から旧物部村に入る手前で、新神賀橋(しんじんがばし)を渡って、左岸の国道方面へと向かいます。

物部川は遥か下となって、目もくらむ高さとなっています。

そんな橋の袂の桜がまだ見頃の様でした。

 

 

国道側の蕨野にある枝垂れ桜もなかなかの見頃となっていました。

やっぱりソメイヨシノよりも遅いのかな~。

 

 

山里の枝垂れは雰囲気がありますね~。

枝垂れ桜はどうやらどこも見頃のようです。

 

 

と言う事で、物部村に入ると県道29号線方面に入り、頓定(とんじょう)と言う山の上の地区にある枝垂れ桜を見に行く事にしました。

険しい山肌に民家は点在し、山の斜面で柚木などを栽培している産地なのです。

一気に標高を上げた道脇の大きな枝垂れ桜が出迎えてくれるようです。

 

 

奥物部の山々を背景に咲き乱れる枝垂れ桜は豪快です。

あの山の向こう側は徳島県の祖谷地方なのです。

目的の枝垂れ桜は2本生えていますので、ここからまだ先に行きます。

 

 

知る人ぞ知ると言う頓定の枝垂れ桜でしたが、最近は変に知名度が上がって来たのでちょっと気になっていましたが・・・・。

先ほどの枝垂れ桜があった所から、さらに険しい山道を上って行きます。

それまではいつもの舗装林道のような道でしたが、少し開けると2本の枝垂れ桜が現れます。

 

 

うわ!やっぱり、沢山の人がやって来ています。

中には花見体勢のグループもいて、皆さん大きなカメラで撮影しまくりです。

この日は普通のウィークデイでしたのに・・・。

 

 

数年前に来た時は誰もいなくて独占状態でしたが、やはり知名度が上がって来たのかな~。

ゆっくりと独占できませんでしたが、それでも豪快な枝垂れ桜に癒される気分でした。

 

 

人が多くいる観光地化したような場はどうにも苦手なので、少し見せて頂いて立ち去ります。

枝垂れ桜さん、また来年来ますから…と。

 

 

少し脇の林道から奥へ入り、標高を上げた所で奥物部の山々を眺めます。

秋から冬にかけて越えて行った矢筈山から白髪山の稜線をしばし眺めて、さくらのみちから物部ツーリングのゴールとしました。

また来年に、桜が満開の時にリベンジを決めた42キロの近距離ツーリングでした。

 

今回の行程