とうっ!
畑にモンシロチョウがたくさんひらひら舞ってるな~
春もいよいよ半ばになったなっていうか、もう初夏よね。
このへんはアブラナ科の菜の花かお野菜があるのかな。
アブラナ科の野菜といえば、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ダイコン、カブ、コマツナ、ハクサイ、ナノハナ、ミズナ、カラシナなどなどたくさんあってさ、もちろんヒト科は大好きだよね
でもね、アブラナ科のお野菜って虫さんには強力な毒を含んでるんだ。
だからね、ほとんどの虫さんは食べることができないの。
だがしかし!
モンシロチョウの幼虫はそれを分解する酵素を持ってるからね、もりもり食べることができて、まさに独占なんだって
さらにラッキーなことに、ヒト科が大好きなもんだからたくさん育てるでしょう?
食べるのに困らないみたいよ
それでもやっぱり敵さんもいてね、ちゃんとモンシロチョウになれるのってすごく少ないんだって。
たくさんの試練を乗り越えてやっとの思いでちょうちょになれば、菜の花から菜の花へせっせと受粉を助けてくれるんだよ
日本で知らない人はいないってぐらいポピュラーなちょうちょだけど、実はヨーロッパ南部のちょうちょが世界中に広まったもので、正確には外来種さんなんだ~。
日本には奈良時代、ダイコンと一緒についてきて全国に広まったんだって
どんな生きものも網の目のようにつながってるよね。
まるもそうだけど、ヒト科も地球上に生きるあらゆる命のつながりによって、生きることができてるんだ
生きものたちの豊かな個性と命のつながりを「生物多様性」というんだよ。
まるはこの目線で生きてる。