ねえパパ聞いて、今日ママンとお散歩してたらね
むむっ
ぽぽ子ちゃんの視線を感じるな～
わりとグイ目に見てるような～
って、あれ？
まるのこと見てたわけじゃないのかな
チラっ
あ、見てる見てる
ぽぽ子ちゃん、こにゃにゃちは～。
ちゃんと柴距離を保ちつつ、敵じゃないですよ～っていうオーラを出して今日も通り過ぎようかね～
っていう柴犬らしいお散歩だったんだ～っておはなし
柴距離っていう独特の言葉が生まれるぐらい、付かず離れずの心地よい距離を保つことが好きなんだけど、これって自分のことだけじゃなくて相手のことも尊重している、いわば礼節的なサムシングだと思うんだよね。
柴距離とひとことで言ってもね、長めの距離のわんこもいれば、まあまあ近めの距離のわんこもいるしね、わんこそれぞれなんだ～
きっとヒト科にもこういうのあるし、それぞれでしょう？
「距離」というからには対象のものとか相手があってこそだからさ、これは忘れちゃあいけないよ
って、ねえパパ、聞いてる？
まるにずーっと近すぎるのはダメダメよ