今、怒りの感情そのものが悪者扱いされている。
怒ってはいけない・・・と言われることがあると聞くけど、なぜ怒ってはいけないのか。
それは、怒られる側が怒られたくないから。
でもね、怒られるってことには意味があるんだよ。
あなたが相手に対してしてはいけないことをした時怒られるのは至極当たり前ではないのかな?
分かりにくかったら逆にしてみようか。
あなたは誰かに嫌なことやされたくないことをしつこくされても怒らずにいられるのかな?
怒らずにきちんと話せばわかってくれるっていうのは理想論。
大事にしているものを故意に傷つけられた時にあなたはヘラヘラ笑いながら「やめてよ~」とか泣きながら「何するの?」って言うの?
怒りっていうのはね自分の心や尊厳を守るために必要な感情。
私を守るための原動力になるもの。
じゃあなぜ怒りが悪者になるのか。
それはね、理性で怒りをコントロールできない人が増えたから。
怒りで我を忘れて周囲の人を傷つけまくるから。
なぜそうなるのか。
お互い様と許す心や、我慢する心が育ってないから。
もしくは心が壊れてるから。
怒りは表現するもので振り回すものじゃない。
今の世の中、人を許せない人であふれてる。
私は悪くない、私以外の人が悪いんだ。
そんな気持ちは自分の心を醜くするし見た目も醜くなる。
そして厚化粧になる。
怒りはね、扱い方を間違えなければ尊い感情になるんだよ。
間違えると身を亡ぼす。
どちらを選ぶかはあなた次第。