映画「TENET…テネット」を見る。 | 柴犬カン、福の日記

柴犬カン、福の日記

柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 この映画はSFという枠の中に入る。未来から過去へ移ったり、現実が逆回転したり。過去が変わると、未来も変わるのか、はたまた別のパラレルワールドに移行していくのか?テネットはその時空を移動しながら悪を倒す組織のようだ。

 2020年キネマ旬報ベストテン、外国語映画部門第10位の作品。 

 「ダークナイト」「インセプション」「インターステラー」などのSF映画を作ってきたクリストファー・ノーラン監督の作品。150分と長いが、短く感じられる。謎がなかなか解けないどころか、最後までつじつまが合わない。アクション、サスペンス映画ともいえる。

 第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。主演はデンゼル・ワシントンの息子で、スパイク・リー監督がアカデミー脚色賞を受賞した「ブラック・クランズマン」で映画初主演を務めたジョン・デビッド・ワシントン。共演はロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、「ダンケルク」に続いてノーラン作品に参加となったケネス・ブラナー、そしてノーラン作品に欠かせないマイケル・ケインら。

 一見の価値があると思う。面白いSFはなかなかない。怪獣や宇宙人など単純な構図のSFは多く作られるが、見ても物足りないか、飽きてしまう。「インター・ステラー」「インセプション」「オデッセイ」「パッセンジャー」などの少し難解なものは娯楽としては難しくなってしまう。でも私はこのような映画群が好きだ。アニメでもSFが好き。最も好きなのはテレビアニメの「未来少年コナン」。宮崎アニメの初期の作品。