「ほしのこえ」とガンダムの共時性に驚く(火) | 柴犬カン、福の日記

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柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 新海誠監督作品と同じように、私が中学生くらいに始まって、当時の少年たちに人気のあったアニメ「機動戦士ガンダム」を借りてみてみた。1巻だけで1時間15分だったが、今でもその人気の理由が分かるような気がする。

 単なる勧善懲悪でもなく、なぜ全人類の半分が死ぬような戦争が起きたかも明白にされない。しかし、アニメで使われる言葉は子ども向けにしては難解な単語が多い。少し背伸びをしている。そして設定もかなり細かく練られている。

 私が中学生の時にこのアニメが今ひとつ好きになれなかったのは人間型の巨大ロボット(モビルスーツ)の形でないといけない理由が見当たらなかったからだ。しかもこのモビルスーツに乗って戦う。これはかなり危険だ。

 この危険性は「アバター」によって克服された。人間は寝ていて脳の動きだけでアバターを動かすことに成功している(もちろん映画の世界の中の話)。

 そして新海誠監督作品の内、最も初期に作られた作品、「ほしのこえ」。新海監督がアドビフォトショップを使ってほぼひとりで作ったという小品。23分の短編。

 ここで驚いた。まず、少女がアムロみたいにモビルスーツに乗って、火星人と戦っている。これはなぜ戦っているかが不明なのもガンダムと同様だ。そして、「オデッセイ」でも出てきた火星。不思議な一致。このことをユングが「共時的」と表現していたのを思い出した。偶然ではないのだ。ガンダムも「ほしのこえ」も「オデッセイ」も。

 

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