▼前回の話▼

 

 

この日の訪問の前に「何か食べたいものある?」と聞かれていた僕は「萌絵の手料理が嬉しいな…なんか煮物みたいなもの」と答えていました。

お昼を過ぎたあたりで「何か食べようか」ということになって。
出してくれたのは本当にいわゆる「煮物」と、大根を出汁で煮ためっちゃシンプルなもの。

映えるとかそういう類いではない料理。
でも僕はこんなのが食べたかった。
萌絵が普段食べてるものを食べてみたかった。

ご飯も炊いてくれてたんだけど、そんなに空腹~でもなくて。
煮物と大根、それだけを頂きました。
あ、ちなみに朝からチビチビと飲んでて、お昼頃はちょうどビールから日本酒に変わったところでした。

午後は…結論から言うと濃い話を聞けました。
これ、どうしようかな。みんなドン引きのつまらない話が続きます。。

既婚の僕と未婚の萌絵
今まで触れてこなかった(萌絵が顔にも話題にも出さなかった)だけで、やっぱり当たり前に悩むべきことで大いに悩んでいた萌絵。

萌絵が顔に出さないこといいことに、勝手に良いほうに解釈して、そして勝手に「なぜこうしてくれないんだろう?」と嫉妬ばかりしていた僕。

萌絵は過去に遊ばれた…というか、二股かけられて、知ってるのに呼ばれたら会いに行って、会いに行ったらエッチして、、みたいのが続いた時期があったそうで。その人との恋愛が、やっぱりトラウマのような心の傷を作ってる…とこれは僕の判断ね。

他人の話なら、「あぁ、よくあるよね」という内容が、今目の前にいる萌絵から苦しそうに聞かされると、本当に自分ごとに聞こえて、なんかこれまでの自分の嫉妬嫉妬がバカみたいで。

この日は体調悪くてエッチなしでね。
萌絵の寝るシングルベッドで一緒にうたたねして、なんやかんや結局僕は口でしてもらって。イチャイチャして、ゴロゴロして…

夕方までそんな風にしてました。
その後は信じられないかと思いますが、わざわざ僕の家のほうまで見送り(覚えてます?電車で1.5h)。

少しでも一緒にいたい、その一心だけで、お家デートしたのに往復3hのお見送り。
 

▼この話ね▼

 


嬉しいけど、申し訳なくて。もうハグしキスするしか返せなくて…。

 

 

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