▼前回の話▼

 

 

兼ねてから飲もうと話していた男友達A(西之園さんと共通のトモダチ)から連絡があった。
お互いの職場の中間地点の飲み屋街で飲むことに。

 

仕事を終え約束の店まで歩いているとAから連絡があった。

 

A「少し遅れそうだから着いたら先に店入ってて」
俺「B(これも共通のトモダチ)とかも呼ぶ?」
A「いや、今日はスペシャルゲストをお呼びしてるので、Bとは別の機会にしよう」
俺「あ?彼女か?」
A「違うけどそんな感じ!お楽しみにw」

 

誰だろう。
少し「面倒だな~」と感じた。

 

着いた店はよく知った安いチェーン店だった。
もちろん俺が1人で先に到着。

 

俺はそんなにアルコールには強くなくて、もっぱらいつもビールばかり。
この日もまずは中ジョッキと、いくつか適当につまみを頼み、1人で飲み始めた。
40分ほど待ったところで、Aと、その後ろから西之園さんが現れた。
そういえばAは西之園さんに好意を持っていたんだったな…。

 

俺「なんだ3人目って西之園さんか」
A「そうでーす」
西之園さん「お邪魔しま~す」

 

キャバクラか?っつーのw
こりゃぁ…また茶化されるかな時の飲み会かな。
まぁいいや。

 

3人で楽しく飲みまくり。
ビールしか飲んでいない俺はすっかり酔っぱらってしまって、水ばかり注文して必死にアルコールを薄めてた(無駄な抵抗)。途中で西之園さんが俺のとなりに座ろうとしてたので、警戒した俺はスーッと避ける。そんな子供みたいなやり取りを繰り返してた。だって僕は「既婚者」だからねー。

 

そろそろ西之園さんの終電(萌絵が一番店から家が遠かった)というところで店を出た。

 

駅まで歩く道。
西之園さんは終始俺のそばにいて体を寄せたり腕を組んだりとイチャイチャ。酔っていた俺はもうあまり抵抗せず、腕に当たる西之園さんの胸の感触で、相当顔は緩んでたと思う。

 

いっぽうAは店で飲んでる時から「なんだよ犀川ばっかり」といじけ気味で、(Aごめん。でもなんせ西之園さんが可愛くて拒めないんだよ…)と心の中でもニヤニヤしていた。

 

駅で3人はバラバラの方向に。俺はすっかりムラムラしていて、なんとか西之園さんと2人きりになりたかった。なって何かを確かめたかった。だが既に離れすぎたようで、帰途に向かう客でごった返す駅構内で萌絵を見つけることはできなかった。

 

つづく・・・

 

 

 



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