昨日、店長との会話から、改めて思ったのは
【ワタシの主はワタシでしかない】ということです。
ワタシたちは犬猫に従事するニンゲンですので
トリミングの技術云々
犬猫の健康管理云々
犬猫への接し方云々
保護活動云々
などなど、話題といえば犬猫に関連することばかりです。
でもって、店長と、犬猫関係者対象のあるセミナーについてのハナシから
昨日、発展したのは、、、、、、
セミナーや勉強会や講習や犬のトレーニングやレッスン。
こういったモノを開催される方が本当に増えました。
集客力のすごい方からそうでない方まで、まぁ本当に増えました。
店長とは昨日、集客力のある指導者には用心したほうがよい。という話しになりました。
ワタシは指導する立場の方が最も注意しなければならないことは、
【誰のことも操作してはならない】
【誰にも依存させてはならない】という事だと思っています。
ですから、ワタシは、受講者に、いつの間にやら本来の目的を見失わせて
しまうような指導者が開催されるものには参加しません。
ワタシは師匠とともに、【和散歩会】を開催している立場ですので
和散歩会を例えに申しますと、、、、、
本来の目的を見失わせるというのは、、、、
そうですねぇ、、、こんな例え話をしてみましょうか。。。。。
例えば、和散歩会が、師匠の威光のもとに、
和散歩会認定の○○○。だの、
香龍師匠に唯一認められて、ワタシたち以外にも和散歩会を開催することができる○○○だのといった、免許皆伝を授ける。肩書きを与える。
といった事を始めたとしましょう。
そのうち、その免許皆伝や肩書きを得ることが
目標になってしまうような参加者さんを作ってしまう。
と言ったら判りやすいでしょうか。
もともとは、犬との暮らしをよりよくしたい。
愛犬をもっとシアワセにしたい。
といった、犬への愛情をも見失わせてしまう。と言ったら判りやすいでしょうか。
和散歩会と繋がりたい。と、トレーニングの専門家が生徒さんを通して
意向を伝えてこられたこともありました。
多くの生徒さんを抱えておられる専門家の方です。
ですが、その生徒さんには、お断りの旨、伝えてくださいますようお願いいたしました。
和散歩会は、どの団体にも所属しないでいるから和散歩会なのですから。
他の専門家にかかってこられた飼い主さんが、そちらを離れて和散歩会に
参加することもあります。
今のところなくても、この先はその逆もあるかもしれません。
来るも去るも自由なのです。
参加者さんご自身が決めることです。
発言の自由、決める自由を奪ったり操作したりなど言語道断です。
言いたいことが言えて、選択の自由がある。
そうでなければ、、、と思っています。
師匠やワタシの言うこと全てを鵜呑みにしないでいて欲しい。
自分で考え、自分で答えを導き出して欲しい。
参加者ご自身が導き出した答えや感覚をジャッジしないワタシで居たい。
香龍さんやくますけさんには言えないけど、
本当はこうしたほうがいいと思っている。
だけども二人の前では、二人が言ってることを納得しているフリをしておこう。
そんな参加者さんを作ってしまうのは絶対にイケナイことだと思っています。
言われるとおりにしてきたが、うまくいかない、、、、
でもとても言えない。。。。他の専門家にお願いしよう。
と文句のひとつも言えずに泣き寝入りさせてしまうような参加者さんを
作ってしまうのも。。。。。
そして、、、
弟子というワタシの立場上、口にはできないんだけど
実はね、、、、師匠はこう教えてるけど、こうしたほうがいいですよ。
と、参加者さんにコッソリ言って回るニンゲンになってはおしまいだと思っています。
注）実際は師匠に遠慮して物申せぬ・・・といった人は皆無なんですけどね(笑)
泰蔵は嘘つきが大嫌いな犬なので、
師匠の目を気にする行動や発言をするかぁさんの姿を見せるわけにはいきません。
これまで育ててきた和散歩会を手放すことになっても、
何よりも大事なのは、泰蔵との絆ですから。
そんな例え話も交えながら、店長と昨日話していたのですよ。
諸々、話しを交えながら、まとまったのは、、、、
【あの人のようになりたい】と強い憧れを抱かせるような指導者ではなく
【自分らしく】を引き出して、見失わせないような指導者であるか？
そこを見極めながら、セミナー等々には参加するようにしようねっ♪で
話しは終了しました。
あの人のようになりたい。と思わせる指導者は、
ワタシ的指導者論ではNGな指導者です。
ワタシはワタシ。
誰かのようになりたいと思った時点で、ワタシの主はその人になってしまう。
師匠は一生追いつけない尊敬する師匠でありますが、
【師匠のようになりたい】とは思いません。
師匠から学びつづけ、昇華しながら、ワタシはワタシになっていきたい。
ワタシだけの王道を見つけたい。
ワタシの主はワタシでしかないのだから。
