「ハズレ」なプロトコルにアサインされた件
「持ちプロトコル数が何本」
みたいな言い方をします。
要は、「一人のCRCが担当している試験の数が何件」ということですね。
CRCは複数の試験をかけもちすることが当たり前です。
なんなら、複数の施設(病院)をかけもちします。
頭がごちゃごちゃになりませんか?と思われるでしょう。
はい、ごちゃごちゃになります。
なのでなるべく関連性のある、得意な試験や疾患にまとめたいわけですよ。
なので、片頭痛のプロ、リウマチのプロ、循環器のプロ、眼科のプロ、みたいな感じで、
この疾患はあのCRCに聞け!みたいなことになったりもします。
では、どうやって新しいプロトコルの担当を決めるかというと
「チーム内で無理と無駄がないように決める」というのが一つの答えでしょうか。
・業務が落ち着いている人、落ち着きそうな人。
・自宅から通える施設かどうか。
・スケジュールに無理はないか。(朝早い試験や土曜出勤があるかなど)
・これまで担当した疾患や科(皮膚科とか循環器科などですね)や先生との連携。
これらを総合的に判断してアサイン(任命)されます。
「来月、新しい片頭痛試験が来るけど、やりたい人~?」
みたいな立候補制だったりもします^^
みんなさっと目をそらすことが多いパターンですね。
何が恐ろしいって、早い段階では試験の詳細が不明だったりするんです。
プロトコルが届いてびっくり、なんじゃこりゃあ!!
みたいなことは日常茶飯事です。
プロトコルに付随するマニュアルなども、後出しが本当に多いですしね。
要は、絶対ルールのプロトコルなどに記載された条件が
通常の病院業務から乖離しすぎているんですね。
こんなもん、どうやってやれと?
契約前におっしゃっていただけませんかね~?
経験年数が経てば経つほど、口も立ってくるのがCRC^^
我々はいつも新しい情報が届くたびに踊らされています。
もう、慣れっこですけどね^^
CRCは現場と依頼者と調整に調整を重ね
無事サイトオープン(試験開始)までこぎつけるわけです。
いやー。CRCって本当に楽しいですね★
以上、ようやくプロトコルについてお話しすることができました。
今日もここまで読んでいただきありがとうございます★