こんにちわ
2人目妊娠記録を振り返って書いています
前回の記事↓
胎児間輸血症候群(TTTS)
一卵性MD双胎のリスクの代表格に
TTTS(双胎間輸血症候群)があります
一卵性MD双胎とわかってすぐ
検索魔になり学びました
一卵性MD双胎の約10%に発症します
MD双胎は
ひとつの胎盤を共有していることによって血管のつながりもあり、
本来胎児と母体とでやり取りする血流が
胎児間でも発生します
TTTSはその2人の胎児間の血流バランスが崩れ、
血液を送る方の子(供血児)は羊水過少、胎児発育不全、腎不全など、
血液をもらう方の子(受血児)は羊水過多、心不全などを起こし、
最悪の場合2人とも死に至ります
2人の羊水量や妊娠週数などの条件を満たすと手術適応となり、
2人を繋ぐ血管をレーザーで焼く手術を行うことになります
手術適応条件
①羊水量(羊水深度)
受血児(大きい子)→8cm以上
供血児(小さい子)→2cm以下
②妊娠週数
16週以上26週未満
妊娠当初調べていた時に、
なんて恐ろしい疾患なんだろう・・・
でも発症確率は10%・・・
きっと大丈夫・・・
大丈夫・・・
と思ってやり過ごしていましたが・・・
体重差が出てきたことで
慎重に診ていきましょうということに
転院
19w3d
TTTSの可能性があるため
年内にもう一度診ておきましょうということで通院
エコー検査のみで尿検査などはありませんでした
エコーの結果・・・
ぴぴちゃん・・・230g(前回+46g)
びびちゃん・・・150g(前回+17g)
さらに体重差は大きくなってました
ただ羊水量や膀胱の様子は問題ないとのこと
引き続き慎重に診ていきましょうということで
この日は終了
年が明けて
20w4d
今回は妊婦健診として受診です
尿検査・体重・血圧→問題なし
そして問題のエコー検査・・・
だいぶお顔がハッキリしてきました
ぴぴちゃん・・・320g(前回+90g)
びびちゃん・・・198g(前回+48g)
体重差はさらに開き
双子とはいえ、
びびちゃんの推定体重が週数の約3週間遅れ
そしてびびちゃん側の羊水が若干減ってきていると
医師が数人集まり、
一緒にエコーをみて暫く話し合いに・・・
結果、
TTTSの手術適応条件が26週未満ということもあり、
万が一の場合に備え、
手術ができる病院で診てもらった方が良いかもと
TTTSのレーザー手術ができる病院・・・
なんと全国で10ヶ所しかありません
住んでいる千葉県にはなく、
東京でも2ヶ所だけ・・・
提携(?)している東邦大学大森病院へ問い合わせてみますということで、
問い合わせしている間に、
医師4人がかりでびびちゃんの心臓をエコーで確認
やっぱりファロー四徴症っぽいねと
そして東邦大病院への問い合わせの結果、
早めに診ておいた方が良いでしょう
ということで、
まさかの翌日受診に
この時点では一応分娩は市立病院の予定
東邦大病院の診察を受けてみて、
妊婦健診も向こうでという話になるようだったら、
それに従ってね
ということで
紹介状を手に翌日
遥々東邦大病院へと向かうのでした・・・