今日はホワイトデーですね。
バレンタインデーに贈られたチョコのお返しに、男性から女性に
ホワイトチョコレートなどのお菓子を贈る日。
この習慣が日本発祥、ということはよく知られていると思います。
お中元やお歳暮など、日頃お世話になっている人へのお礼の気持ちを
形にして送る習慣がある日本らしいと言えるかもしれません。
言い換えれば、気持ちを直接相手に伝えることは苦手科目の可能性もありますね。
というのも、私のような昭和世代にすれば、
親をはじめとする身近な大人たちが、気持ちを表現し合っている姿は、
あまり見てこなかった=お手本が少なかったからです。
とはいえ、“気持ちを直接表現するタイプ(その方が楽にできる)の人”、“間接的に(物などに託して)表現するタイプの人”、どちらもいらっしゃるでしょう。
私の父は、昭和ひとケタ世代には珍しく、気持ちを直接表現するのが大得意な人でしたが、どちらかと言えば間接的タイプの私にとっては、圧が強く感じられて苦手でした。
個人のタイプによっても、文化的な習慣によっても、それぞれな気持ちの表し方。
相手に自分のタイプの表現を求めると、
相手には結構な負担感を強いることがあります。
お互いが相手のタイプに合わせて、程よい塩梅で表現し合えるときっとハッピー。
ホワイトデーに限らず、今日はどんな風に仕合わせて
コミュニケーションしましょうか。
どうぞ仕合わせてしあわせな一日をお過ごしください。
〈ライター:斉藤知江子〉