先日ふと、20代にお世話になった上司の言動が思い出されました。
(なぜ突然思い出したのか、自分でも不思議です)
当時はあまりわかっていなかったけれど、
私を含め、部下全員が幸せに働けているかどうかを、
とても気にかけて見ていてくれたこと、
誰かがうまくいっていない時は、さりげなく、
上司本人は関わらないフリをしつつも、
サポートできるよう手配してくれていたことなど。
あの時の上司より、今の私はだいぶ年上ですが、初めてのように
上司の視点で当時を振り返ることができ、有難さに心震えました。
視点が変わると言えば、今日2月8日は「事八日(ことようか)」です。
人の視点から見ると、田の神様を迎えて人の日常が始まる「事始め」。
全てを終えるのが12月8日の「事納め」ですが、
神様の視点から見るとこれが逆転するそうです。
年を司る年神様を迎えるための神事を始める<事始め>は12月8日。
全てを終えるのが2月8日の<事納め>。
神事を終えて、人の日常が始まるのですね。
参考ページ:Allabout 「針供養とは?2024年の針供養の日はいつ?針を豆腐に刺す意味・由来」
視点が変わると、始まりと終わりが反対になることには驚きましたが、
今見えている世界は、今私が選んでいる視点による、ある意味狭い世界ということ。
まるで観光旅行に行くかのように、色々な視点に立ってその世界を
味わい見ることができると、楽しいかもしれませんね。
観光旅行は「光を観る旅に行く」と書きます。
今日はひとつ、色々な光を観に行って楽しんでみましょうか。
それこそが、「仕合わせる力」かもしれません。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
どうぞステキな一日をお過ごしください。
<ライター:斉藤知江子>