「独りいて悲しむときは二人いると思え、二人いて悲しいときは三人いると思え。その一人は親鸞なり」

親鸞


ご存じ、浄土真宗の宗祖の親鸞さん。
そのお師匠さんは浄土宗の宗祖の法然さんで、修行しなくても念仏で極楽浄土へと布教した革命的な浄土宗の法然さんの下で、親鸞さんは生涯にわたり布教に力を注がれたそうですね。
法然さんの別のお弟子さんのスキャンダルで法然さんと共に流罪になったり、当時は絶対的タブーであった妻帯されることなども含めて、政府や他の宗派からの弾圧等もすごかったと想われます。
そんな激動の中も、浄土真宗を創られ、革新的に念仏の教えを広め、89歳と超長寿を全うされた、とのことです。

この言葉、本当に力をいただける、とっても素敵に感じます。
”汝と共にある”あらゆる宗教などのパワーの源泉、力づけを象徴する言葉のひとつかもしれませんね。

私は特に宗教や信仰に明るくはありませんが、このようなメッセージを受けとり多くの人が勇気づけられて元気になってきているように感じています。

そんな私がいつも思い浮かべるのは自分の中の複数の自分。
心と身体を自分・自身と区別したり、今の思考や感覚を俯瞰する自分を感じていたり。
陽と陰の自分がずっといることや、役割に応じて複数の自分がその場その場で対応してくれていたり。
時に新たな自分に出逢ったり、そんな複数の自分と対話していたりします。

そんな中、日常のほんのひと時であっても、自然にふれあえる時間は、そんな自分もまるごと含めて地球や大自然の一部なんだと感じさせてくれる、本当に有難い機会と想っています。
親鸞さんからのメッセージも有難く受け取っているのかもしれませんね。

日々いろいろなことがありますが。
仕合わせ愉しんで顔晴ります。


ありがとうございます。

〈ライター:やすもん〉