日大アメフト部の選手が試合中に行った反則行為は色々な立場の人に色々と考えさせる出来事だったと思います。
玄侑宗久さんの「仕合わせる力 禅的幸福論」(角川SSC新書)の中に
「目標も計画も常に修正しつづけるということです。
結んだものもそのつどひらき、あらためて考えて実行することこそ『自由』な生き方ではないでしょうか。
そしてそのとき、相手や状況の変化に従ってあらためて「仕合わせる」ことで、
「しあわせ」も感じられるのだと思います。」(P135~6ページ)
とあります。
学校もチームも監督もコーチ「勝つこと」にこだわり、
そして選手は「試合に出ること」と結びすぎてしまっていたのではないでしょうか。
「長いこと結んだままで溜め込まれたものというのは、だいたい、いきがよくないですね。
一回ひらいて、新鮮な空気を通して、今日は今日でまた今日の目標を立てて実行する。」(P97)
私も新鮮な空気を通して、今日を過ごしたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。
(第2・第4水曜日ライター: 宮坂雪里)