おはようございます。
さて、筆者の住む鎌倉は紫陽花の季節。
飲食関係の友人に聞いても、
6月が一番忙しいと聞きます。
紫陽花の他にも、鎌倉は、
・かつて政治の中心であった街、
・神社仏閣がひしめく宗教都市、
・鎌倉文士と言われる文人が集った街、
・相模湾に面した海水浴や波乗り文化の街、
・ITで起業する方が集まる街、
・スローライフを楽しむ人たちが集う街、
など、いろいろな側面を持っています。
※
こうして過去の遺産と未来へ向けての取組が
ごった煮になっている街ですが、
2013年には世界遺産への申請を試みるも
取り下げという結果となるなど
難しい側面もあるようです。
我が国でも地域活性化が大きなテーマですが、
街の特色を持っていても持っていなくても
「まちづくり」というのは本当に難しい。
※
こうした「まちづくり」というのは
いろんな立場の利害関係者が、
お互いの立場を尊重しつつ、
でも自分たちの立場を守りながら
その上で、本当に大事なものは何か
と考えながら心を開いて対話し、
ちょっとずつ行動していくプロセス。
そう思うと、
たまにメディアで取り上げられたりする、
うまくいっているまちづくりの事例などは、
本当に、関係者一同が仕合わせる
奇跡みたいなものだなと、
鎌倉名物の渋滞に巻き込まれ、
動かない車の中で
改めて思った6月の週末でした。
<ライター:山田 亨>