今日1月17日で、1995年の阪神大震災から18年がたちました。
朝のNHKの番組「あさイチ」で知った仕合わせです。

阪神大震災の年の3月に神戸で生まれ、日本で唯一、防災を専門に学べる高校・兵庫県立舞子高校の環境防災科に学ぶ高校3年生の体験談です。
東日本大震災の被災地で泥かきボランティア(津波で泥をかぶった家の中から泥をかき出す)に行った際、誤って床板を壊してしまいました。
環境防災科で学んでいたとはいえ、東日本大震災の被害のすごさを目の当たりにして、自分にできることは何もないのでは?と思っていた矢先、さらに家の床板を壊してしまい、彼女はとても落ち込んでしまいました。 その時、その家の持ち主はこう言ってくれたそうです。

「家が壊れるほど一生懸命やってくれた。ありがとう」

番組を見ていて、涙がこぼれました。
人や出来事の何を見て、相手の何に仕合わせるのか、それは私たちの選択にかかっていますね。そのお手本を示されたような気持ちになりました。

この高校生も登場する番組が、1月19日にあるそうです。
 ↓ ↓(あさイチHPより)
阪神・淡路大震災を経験した神戸の「舞子高校」、次の震災にそなえる東京の「大泉桜高校」が被災地をたずね、東北の高校生たちと交流するなかで、自分たちにできる防災、支援とは何かを考えていく企画。
あさイチではその一部をお送りしたが、19日の放送では、その模様がくわしく放送されます。
「シンサイミライ学校 いのちを守る授業 “BOSAI”とは考えて、伝えて、行動せよ ~諏訪清二先生と高校生たち~」
放送予定:1月19日 午後2時~午後2時55分 Eテレ