2013年1月21日の読売新聞夕刊”よみうり寸評”より

昭和34年夏場所、十両入りした大鵬。
”この名前は“北の暗い海に潜む鯤(こん)という巨大な魚が鳥と化して鵬となる。大きさ幾千里とも知れず、ひと飛び九万里の鵬は、中国の古典「荘子」にある。(中略)
大鵬の相撲には型がないという批判があった。これに対し二所親方は「大鵬自然体説」を打ち出して守った。
相手次第でどんな相撲でも取れる。この親方の解説で大鵬の自信は深まった。
大横綱大鵬逝く。”

相手次第でどんな相撲でも取れる…これは仕合わせる相撲ですね!
あらためて昭和の大横綱のすごさに想いを馳せつつ。