2015年夏(8月)、82歳だった父が家の中で熱中症になっていた。
「なっていた」と言っても…、18時頃に家に帰って、ソファーに座っている父に話かけたら、目が開いているのに返事をしない。動かない。瞬間「なんか変だぞ!脳がおかしくなってしまったかな!?」と取り合えず、急いで水を飲ませてた。飲んだが…「変わらない。話さないママだった!」。次にしたのが、掛かり付けの内科医に電話し相談したら「たぶん熱中症だから、水を飲ませて急いで車で来なさい」だった。
その夜に熱中症は治ったが…、食欲がない。日本の夏は湿度が高いので、家に戻ってすぐに冷房をかけて涼しくなっても食欲が戻らない。食べたくなるのは、冷やし中華・冷や麦・そうめん・心太(トコロテン)・韓国冷麺・母が生きていた頃に作ってくれていた酢を入れて甘しょっぱく煮た手羽先・手羽元ぐらい。
思いついたメニューの中でも親子で大好きだったのが…、甘酸っぱい冷やし中華。いざ作るとなると、意外とのせる具材が多く作るのが面倒なのです。なので…、週に何度も食べに行くのが安くて少し酸味が強い味の『日高屋』(全国の駅前にある安い中華レストラン・チェーンで、一度行くと「大盛り無料サービス券」がもらえる)で食べる大盛り530円(税込)の冷やし中華だったのです。
ところが、熱中症だった父は駅前までの3、4分が歩けません。
発想力が自慢のくりまろんが考えたのは:冷蔵庫にある食材で作った『納豆(なっとう)酢』だったのです。
『納豆酢』は:ご飯に混ぜて食べる納豆ではありません。
醤油や辛子は使いません。簡単に言えば:少ない(20g前後の少量)納豆に少しの酢(米酢・穀物酢・ワインビネガー・リンゴ酢・梅酢など)だけを入れて、かき混ぜて食べる食薬(「しょくやく」/身体に良い食べ物で薬を減らし健康を取り戻す事:くりまろんの造語)です。
それから、毎朝、週に4,5日『納豆酢』(美味しい食べ方は以下に)を食べさせて元気になってから(約1ヵ月後)、掛かり付け内科に再検査に行ったのです。
すると…、なんと!「高血圧が下がり、糖尿の数値が下がり、高脂肪の数値が下がり、便秘まで改善し薬を飲まなくても良くなっていた」のです。
そして、一緒に『納豆酢』を食べていた息子:くりまろんも少し高かった肝臓の数値・尿酸値・脂肪値が改善されていたのです。
もちろん、効果・効能は人によって違います。
ですが…、その日以来、40代前後~60歳前後の更年期障害でつらい思いをしている女性や、男性でも更年期障害の疑いがあり元気がない人に、「医者で診察してもらい薬を処方してもらう必要あるけど…、食薬(「しょくやく」/身体に良い食べ物で薬を減らし健康を取り戻す事)も良い方法だよ」と『納豆酢』を勧めています。※食薬には各人に合う合わない、好き嫌いな味がありますから無理しては駄目。我慢しないで美味しく食べ続けられる食材を探す事。
この3年間『納豆酢』を勧めて、週に4、5回の朝食(週に2回でも3回でも、昼でも夜でも問題なし)で食べた人たちの感想は:
①間違いなく、便秘に効果・効能あり。
②女性の更年期障害「火照り・夜寝れない(寝不足)・食欲が我慢出来ず
食べてしまう気持ち」が緩和された。
③男性の「朝の目覚め悪さや夜の元気に」改善あり。
※男性の更年期障害については:ブログ第155章「30代~、男性の更年期障害(LOH)
チェックシート~」を参照してくださいね。
④女性の「肌荒れ・湿疹」に改善あり。
⑤『納豆酢』に「水にさらした生のタマネギ」や「すりおろした生姜」を入れた ら、さらに効果・効能が増した。
などが報告されていますから、是非、お試しを。簡単で身体に悪い食材
は、使っていないですからね。
【美味しい食べ方】
①納豆は、通常の40g~50gの白く四角いパックでも良いですが…、量が多く飽きてしまいます(四角いパックは2回に分けて食べれば良い)。
※ くりまろん親子は、上記写真の丸い納豆パック(20g)「あずま食品(株)」の量が調度良く安いので
食べています。その後、調べてみると「業務用なので販売している店舗が限定されている」との事。
「冷凍極小粒カップ20g」の商品特徴は:
●使用大豆:アメリカ産極小粒大豆
●契約栽培大豆100%使用(遺伝子組換え大豆は使用しておりません)
●少量を求めるお客様におすすめの20g納豆
●かきまぜやすい平型のカップタイプ。
②お酢は、家にある物なんでも良いです。大さじ1杯入れるだけ。簡単
に美味しく食べるには(くりまろん親子の食べ方):上記写真のミツカン
酢の「カンタン酢(レモンや砂糖が入っている)」を使うと簡単で
美味しい。
または、「すし酢」(砂糖など旨味が入っている)を使う。
酢だけでは酸っぱすぎると感じる人には、納豆パックに付いて
いる「タレ」を一緒に入れて混ぜる事です。美味しくない食材は
食薬としてべ続けられませんから。「納豆&酢」以外に、自分に合う味を少し足して(オレンジジュース・リンゴジュース・カルピス
・甘酒など)美味しい味にアレンジして少量を食べ続ける事です。
③あくまで…、ご飯のおかずとしてではなく食薬として、食前か?食後に食べます。ですが…、食事として食べたい人には、お寿司の『納豆巻き』として食べれば良いのです。
少し納豆に酢が多いだけの違いだけですから。遠慮なくワサビも入れて食べてください。美味しいのはワサビではなく「八丈島などの島寿司」の様に醤油&和辛子で食べる事です。生姜を入れると効果・効能が上がるらしいですよ。
また、『サンドイッチ』や『トースト・サンド』に具材として挟む場合には、パン側にバターやマーガリンは合わないので塗りません。パン側に塗るのは、和辛子か西洋マスタードだけを塗って食べてくださいね。「水でさらした生のタマネギをスライスして一緒に挟む」と、さらに美味しく効果&効能も上がるらしいですよ。
P.S.「なんで元祖で『納豆酢』の食べ方を始めた広めた」にこだわるか?あえてブログに書いたかと言うと…、3年前から口コミで広めたのは:くりまろんと友人・知人たちです。もちろん、商標を登録しているわけではありませんから、どんどん各家庭で作って食べて少しでも健康になって頂ければ幸いです。嬉しいです。
ところが、最近、いろんな健康雑誌やSNSなどで「話題の『納豆酢』を開発した会社は当社です」「長い間の当社の研究結果から元祖『なっとう酢』の効果・効能を発見出来ました」などの、宣伝文句が目に入って来る様になったからです。
「今、巷(ちまた)で話題の『納豆酢』の効果・効能を調べました」と、雑誌やSNSで特集して頂くのは大変嬉しいですが、いきなり勝手に元祖と、宣言されるのは納得出来なかったからです。
P.S.②「夏には冷やし納豆酢が美味しい」
寝不足や二日酔いで食欲がない朝に良く&お風呂あがりに冷たいビールやホッピーに合う簡単で冷たいおつまみが『冷やしカンタン酢納豆』です。
作り方は簡単:「なっとう」&「カンタン酢」(通常は常温保存で大丈夫)を冷蔵庫に冷やしておくだけ。食べる時に、冷えた「カンタン酢」を大さじ1杯かけてよく混ぜるだけです。冷えた旨酸っぱい『冷やしカンタン酢納豆』は、想像以上に美味しいですから。どうぞ、お試しくださいね。