僕は、外に出かける度に

落ち込んだ気分になってしまう

ちょっと悲しくて不安になってしまう



大好きな大空を見ると

そんな気分は吹き飛んでしまうけれど

周りの人はほとんどマスクを着けていて

 

僕だけ別世界の住人の気分になってしまう



もうマスクは外してもいいはずなのに



テレビの中の人たちや映画の中の人たちは

誰もマスクなんか着けていない

でも、街を歩いている時も、電車の中でも

そして会社でも、ほとんどマスクをしている



なぜだろう、なぜだろう

僕は不思議で不思議でしかたない



顔は、心の窓といわれたり

心の鏡ともいわれたりする

その人の心の中が顔の表情などに現れる



僕たちは、顔の表情などを見て

どのような人であるかを感じ取っている

だから、顔だけは、昔からはだかである



テレビや映画の中で演じている

俳優たちの姿を見て、僕はいつも思う

マスクなしの姿が自然で美しいと



マスクを外す最初の一歩は

恥ずかしいことだし、勇気がいること

でも、みんな分かっているはず

マスクなしが、本来の姿であることを



僕は、今日もマスクなしで外に出かける




          詩人 竹水 丈哉


 

約半年前に書いた次の詩もあります。

 

 

 

 

下記のブログで、この詩について、少し書いています。

 

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