こんにちは、VP荒木です。
政府は明日5月14日に、専門家会議の意見を参考にして、緊急事態宣言の一部解除もしくは緩和を検討しているとされています。
世界的に見ても、徐々に経済活動を再開していくというフェイズに移行していますので、日本国内も徐々に経済活動が再開されていくのは間違いないでしょう。
経済活動が再開されれば、多くの方が会社に行きます。
電車やバスにも乗ります。
繁華街のお店にも入ると思います。
それらのあらゆる場所にウィルスは存在します。
新型コロナウィルスは無症状のウィルスキャリアが存在するので、これはやむを得ません。
夏の暑さや、梅雨の湿気で運良くウィルスが死滅しない限り、ウィルスをゼロにすることは不可能です。
指圧Campとしては、来たる経済活動の再開に向けて、あなたが感染症から身を守るために、改めて「手洗い」をオススメします。
感染拡大防止には三密を避ける、マスクなど咳エチケットの徹底が必要ですが、それらは接触感染を防ぐことができません。
例えば、電車のつり革や手すり。
車内は三密ではなく、全員がマスクをしていたとしても、つり革や手すりにはウィルスが付着しているかもしれません。
だから、手洗いは必ず必要です。
ここで少し話の角度が変わります。
これまで指圧CampではCOVID-19感染予防としてアルコール消毒よりも手洗いをオススメして参りました。
しかし、今回問題となっている新型をはじめ、コロナウィルス全般はアルコールがよく効くので、アルコール消毒はとても有効です。
したがって、「アルコール消毒は不要だ」と言っているわけではありませんので、その点は誤解の無いようにお願いします。
では、なぜ指圧Campはアルコール消毒の有効性を知っていながら、手洗いをオススメしているのか。
こちらをご覧ください。
↓
これは手洗いの途中の私の手です。
洗い残している箇所があります。
それはどこでしょうか?
お分かりですよね?
一目瞭然、それは右手の甲と手首です。
そして、こちら。
手洗いの時と同じように、右手の甲と手首だけ消毒しないようにしてあります。
「分かんねーよ」ですって?
はい、その通り。
見て分かりません。
アルコールは無色で揮発性が高いので、きちんと消毒できているかを目で見て確認することができません。
だから、医療従事者などアルコール消毒に慣れている方でないと、きちんと使うのは意外と難しいのです。
ウィルス感染症予防を最も難しくしているのは、まさにこれ。
ウィルスが目に見えないということです。
でも、石鹸やハンドソープの泡は目に見えます。
ウィルスは泡と一緒に流れていきますから、泡を両手の隅々まで行き渡らせて、しっかりと泡を洗い流せば、充分な目安になります。
きちんと手が洗えているのかを目で見て簡単に確認できるので、予防効果を確実に発揮できます。
つまり、手洗いはウィルスを間接的に可視化できるのです。
このメリットはかなり大きいと思いませんか?
だから指圧Campでは手洗いをオススメしているのです。
手洗いを基本にして、アルコール消毒を上手に組み合わせてくださいね。