一週間の仕事が終わった満足感と開放感、しあわせな新入社員がわたしです。
訪問マッサージのスケジュールが終わって、同僚と夜ごはんミーティングを予定していたところに、
🚑 急患
地元の知人から、脚が攣って動けないとの連絡です。
同僚はいやな顔をせずに送り出してくれて、マジで小走り。医療従事者が役に立てる局面ですから。電話で、
「温めるのはいいですね」
「部屋の中で転ばないように気をつけてください」
↑常識的なことを言う。
一時間で駆けつけて、90 分診せてもらいました。
施術中にも両脚が攣る発作が反復。圧さえれば取れるのですが、対症療法でしかない。下肢から腹部、頭頸部から上肢で落ち着いてきて、腹部でもう大丈夫かな(今日は)、という症例でした。
急性期に診せてもらえて非常に勉強になりました。
後期高齢者の患者さんが「夜中に脚が攣って激痛で目が覚める」と訴える症例をいくつか経験しています。しかし、急性期に呼んでもらえたのは初経験。
足が攣った、の傷病名は、
有痛性筋痙攣 ゆうつうせい・きんけいれん
と云います。
最後の字が同じ字でしょう? 「けいれん」の「れん」が、足がつった、の漢字です。
西洋医学の診断と治療法はネットで調べられる公開された知識ですが、経絡の反応は経時変化で(触っている間にも動く)、カルテにして毎回の経過を見ていきます。
本日の証は、小腸虚胆実と診ました。
で?と言われても困るのですが。そういうものなのです。