これぞ、ギター職人! | うさぎの音楽談議

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ソロとバンドでかれこれ36年ライブ活動やってます!
絶叫する営業兼二種電気工事士です(笑)

今日は早めに会社を出まして、体調も少し戻ったふうなのでいったん帰宅後スタジオへ行って参りました。

  

カミさんは仕事で帰りが9時過ぎになるため、夕飯は近くのお弁当屋さんです。最近マイブームの「若鶏のからあげ弁当」!ちょうど買って信号待ちをしていたら、やはり仕事帰りのご近所に住んでるK子ちゃんとばったり。どうやら、しっかりお弁当屋さんにいたのを目撃されたみたいでした…。この歳になると、ちょっと恥ずかしかったりw

  

さて、腹ごしらえを済ませて1時間1本勝負です。勿論、先日調整してもらった「赤」YAIRIを持って、思い切り鳴らしてみようと。結果は…う~~~ん、弾きやすい!!ブライトな高音、枯れた低音、小さめのボディの割に中音もまあ出ている方だと思います。レギュラーの「黒」とはまた違った方向性ですが、結構使えるんじゃないかな~と。うふふ。えへへ。おほほ。

但し、懸念も見つかりました。細かいニュアンスがそのまま再現されてしまうので、弾き方が安定していないとすぐ違う音になってしまいます。どうやら「黒」が限りなくエレキっぽいアコギだとすると、正真正銘のアコギ、って感じです(当たり前か)。ボディの材質もかなり薄いので鳴りがはっきり出るし、ごまかしが効かないという意味では難しいですね…。逆に比べる事で「黒」YAIRIの特性や、自分の弾き方の癖まで判ったような気がします。これからさらなる練習が必要になってしまいました…(;´Д`)

  

そんな濃密な1時間を終えて帰宅後メールをチェックすると、な、なんとAさんから「ベースのリペアが終わりました」というメールが届いていました。はっや~。予定では2週間だったのが、わずか3日です(笑)。ありがたや~。

メールには丁寧に画像まで付いていました。直った事がよく判るように、手を加えたのがこことこことここ、みたいな感じで。いやあ、これなら全然信頼出来ますね。ま、もともと信頼してましたけど。ああ、早く手にしたくなりました!

  

改めてベースについて語ると、今まで数本程度ですが使用してみて何が最も重要かと言えば、エレキベースの場合、断然ネックの状態だと思っています。楽器の形状から見ても、あれだけ長くてテンションが強くかかる部分は他の楽器では存在しません。それだけの強度が必要とされるのですが、かと言って太ければ演奏にしくいですし、硬ければ音も硬くなってしまいます。メーカーによっては木材での製造に見切りをつけてカーボン素材を使用しているベースもあるほどです。だいたいは年を経るにしたがって、トラスロッドを回して調整しながら使っていくのですが、それも限界があります。で、私のプレベですが素人の調整ではもうどうにもならない状態が来ていたのでした。一般的にはあり得ないくらいの弦高とテンションで、強いピッキングが要求されていたのです。これが、もし最高のネックの状態に調整されて帰ってきてくれたら…!

  

すでにAさんの「職人芸」については、今日弾き倒したアコギで実証されていますので、期待して間違いはないでしょう。一時は本当に、ネックだけ新しくオーダーするしかないか、とまで思い詰めていましたし。でもそれをやったら、すでにFender Bassと言える部分がないに等しくなってしまいますからねえ。いやあ、帰ってきたら毎日抱いて寝ちゃうかも(笑)。この気持ち、ミュージシャンなら判りますよね?

  

繰り返しになりますが、Aさん有難うございます!皆様も「もうこの楽器、だめかな~」と思ったら、腕の良いリペアマンを一度頼ってみてはいかがですか?そして失いかけていた楽器への愛着心を取り戻せるとしたら…ヽ(〃▽〃 )ノ

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