シーシーの食いしん坊ひとりごと -3ページ目

晩秋のたそがれ時、カオールの黒ワインで蘇るあの日!!!

どんよりとした晩秋のある日、、、


ワインの美味しくなる季節到来!!フランス南西部、ミデイピレネー、


アキテーヌ地方の名醸地、カオールの赤ワインが手に入りました。


ボルドー、コートプロバンス、シャトーヌフ、ほど華やかではないけれど


カオールワインは、赤黒いマルベック種のブドーが70%と濃厚で


タンニンとポリフェノールが豊富で超熟、渋味と酸味があり個性が強く


「その濃い赤色からカオールの黒ワイン」として通好みのワインとして肉料理、に


適している。もちろんこのワインにはチーズは不可欠で、良く熟したカーマンベール


ロックホールが良くあう。


今日はニョッキ、ピストーソース、アボカドとオニオン、きゅうりのミックスサラダ


田舎パン、ピエダングロワ「超熟して室温でとろける」


チーズがこの黒ワインの渋味をまろやかにし本当にいいマリアージュ「相性が良いと


いう意味」


シーシーの食いしん坊ひとりごと この濃厚さにはカンヌのアパルトモンで食べた


こっくりしたキッシュ、ラザニアがとてもよく


あったっけ、、、そしてプロバンスワインに


飽きて現地でカオールを買って味わった


記憶が思い出された。


**********************************


シーシーの食いしん坊ひとりごと オリーブが色ずき、たわわと実るバールの


プロバンスの大地、、、


照りつけるコートダジュールの太陽が眩しい


サントロペの昼下がり、、


「サバ??シーシー、、元気?」


カラフルないでたちの観光客、カフェ、ブティックが立ち並ぶ広場の美術館の


前で待っていた私に懐かしい声がした。その声の主はドミニク、、、


私が料理修行したパリカメリア時代のカマラード「仲間」やや風格の出た


体格に年月を感じたがサングラスを取ったブルーの瞳は、以前と変わらぬ


優しさをたたえていた。いつも私を助けてくれた、厳しい修行の日々が


輝く陽の中に浮かんできました。


サントロペから約10キロ、この周辺で働く人々のベッドタウンのコゴランという


小さな村にテイクアウトの店舗を構えているとか、、、


大小のブドー畑が点在している穏やかな丘陵地帯、その両側にはブッションと


いう樹が林立「ブッションはワインの栓を作るコルクの原木」、もっとも


プロバンスらしい風景、広場の一角に「ラ、ベルフェルミエール、美しい農婦」は


看板に民族衣装のプロバンス娘の絵があるこじんまりとした店舗、それが


彼の店でした。


シーシーの食いしん坊ひとりごと

上左が可愛い店舗、街の住人であるマダム達が途切れることが無く買いに来て


おしゃべり好きな彼女達、ひと時、話をして楽しそうにかえっていきました。


右はカメリアでもシェフが可愛がるほどの働き者、料理人として腕がたった彼の作る


パート「ラザニア、キッシュ」の基本のパイ生地、、

シーシーの食いしん坊ひとりごと
ショウケースに


きれいに並べら


れた商品の


数々、その中


には、おいしそう


に作られた


キッシュシュ3種


ニョッキフレ「生


ニョッキ」パスタフレ「手打ちのパスタ」ラザニアメゾン「自家製ラザニア」


ドーブプロバンス「牛肉のプロバンス風煮込み」、ラパンソテーオウハーブ「ウサギの


ソテーハーブ風味」デザート、プロバンスチーズ等など、、その他注文に応じると


書いてある、、、、すべてがおいしそーーー!!!「シーシー、、なにかほしいもの


ある???」、


キノコのキッシュ、ラザニア、ニョッキフレ、パスタソーストマト、そしてピストーソース


たっぷりと、エキストラバージンオリーブオイル2ℓビンを大きな袋に入れて持たせて


くれました。カンヌに帰りその夜日本から来ていた友人達とカオール、


コートプロバンスの軽いロゼをよく冷やしおいしく食べました。

シーシーの食いしん坊ひとりごと

いつのまにか夕暮れの残照がコゴランの窓辺を美しく浮き出していました。

友との心温まる一日、

落日の平原がつずく農道を走る車の中で私は大好きな

ボードレールの詩をつぶやいていました。

ーーーー優しい心は果てしなく暗い夜の虚無を憎む、

そしてきらめく過去の名残りをすべて拾い集めるのだ、

太陽はみずからの凝る血潮の中に溺れて

あなたの思い出はわが胸に光り輝くーーー

ボードレール詩集、、、角川書店

「夕暮れの諧調」より

*********************************

いつの間にか気持ちよくまどろんでしまったらしい、、

いい気持ちでワインを飲んだとき、

必ずプロバンスの大地を走り回った夢を見ます。

アアー又寒い冬が来ますね。



愛くるしい!!!チビちゃん運動会初デビューーー!!!

爽やかな秋晴れの一日、


待ちに待ったうちのチビちゃんの運動会の日!!


本人より私のほうが緊張ーー、自分自身のことはめったにドキドキなんて


したことないのにーーー「笑」


応援の家族達は皆早く言ってよい場所取り、、どの家族も


我が子だけしか見てませんーーー「笑」


下の写真は開会式の入場待ち、うちのちびちゃん、女のお友達となにやら


内緒話、余裕あるねーー本当に晴天で気持ちが良い、、


シーシーの食いしん坊ひとりごと

年少さんの彼、かけっこは2等、「手のひらに太陽に」のお遊戯は


にこにこ、、溌剌、間違えずにやれましたよ。


玉入れも、2-3個手に持って懸命に何度も何度も入れてます。


まあ、いろんな子がいて、ボーと立ってる子、円の外で砂で遊んでる子、


他のお友達とじゃれてる子など等、、、


一等賞体操のときは、本当に気合が入っていて、円陣から時々外に出て


パパ、ママが構えているビデオ、カメラ目線でハイ!!!ポーズ「笑い」


すごい余裕の演技、、、、親子の仲良しタクシー競争では見事一等、



シーシーの食いしん坊ひとりごと 金メダルをもらってうれしそうな左の写真


すっかりお腹が空いて


私ががんばって作ったお重弁当を


「おいしー」とたくさん食べてくれました。




こういう行楽には


やはりおにぎりが


一番いいかもねーーー


シーシーの食いしん坊ひとりごと

五目筑前煮、唐揚げ、鳥の笹身のつくね、豚ロースの椎茸まき、ブロコリー


フルーツミックス、、、なんかとても美味しくお腹が一杯ーーー



シーシーの食いしん坊ひとりごと 左は休み明けの幼稚園弁当


私が作ってあげました。


いつも少し残すのにこれはぺロッと


食べてくれたとか、、、お弁当はなかなか難しいで


すね。


シーシーの食いしん坊ひとりごと


上の写真はとても運動会がんばったので私がご褒美に


買ってあげたゴーカイジャーの真っ赤なtシャツとカラフルなやはりごカイジャーの


靴、すごく気に入ってくれました。


男の中で仕事だけしてきた私、、こんな愛らしいちびちゃんの


運動会が見られるなんて考えもしませんでした。


夢のようにうれしく、、、この喜びは、そう私の人生の中でもトップに入る


出来事かもしれませんね。ものすごい暑さも、疲れもすべて


どこかに飛んでいってしまいました。


その夜、ソファーに座る私の腕の中でいつのまにか眠ってしまった、彼の


天使のような寝顔をいつまでも、あきずに見つめている


お馬鹿まるだしの私でした。「笑、、、、笑、、、」

萩、下関へ食材と歴史のヒーローを訪ねる旅!!!「4」

旅も今日でで終わり、、こんな天候の旅は初めて、、、、


台風で一日目が思うように動けなかったけれど、まあ私の見たいところは


それなりにクリア、、良しとします。


今朝は朝湯をゆっくり、、楽しみ朝食ものんびりと他のツアーの人たちが


いないので摂れました。


下の写真は、みもすそ川公園で見かけたボランティア?、の老人、身なりを


昔の講釈士のように整えて紙芝居をするのだとか、、、


この日は「耳なし芳一」


見たかったのですが時間が午後3時を過ぎていて、、、いいなー趣味で


地元の伝説を観光客に知らせて行くというの、、側には高杉晋作の砲台も


あり歴史満載の、下関でした。


シーシーの食いしん坊ひとりごと









街中には萩の農産物の取れたて市場もあり新鮮野菜が豊富でなんともうらやましい


出発までゆっくり見て産地の二十世紀なしを買いました。


とてもジュウシーで甘かった、、

シーシーの食いしん坊ひとりごと
来たときとまるで違い好天気の


石見空港、この日は空港祭りをしていて


にぎわっていました。


フライトも順調に時間どうり、


無事羽田に到着、あっという間の


4日間でした。自由で、やはり旅はフリーが一番、、


シーシーの食いしん坊ひとりごと
左は唐戸市場で食べた、「アマダイのフライ定食」


アマダイ独特の柔らかい甘みのある品のいい


フライで、油もあっさりと上質でなかなか


美味しかった。味噌汁も濃すぎず、ご飯が


良く炊けて、私ぺろりといただきました。


シーシーの食いしん坊ひとりごと

上は萩産野菜の蒸し煮とおくら、きゅうりのポン酢和え「萩のゆずで作られ


きつくなく、やわらかく美味、さつまいも「これも萩産でほっこり甘みがあり、


普段あまり好まない家族達も大喜び」唐戸のさざえ、下関名物、生うに



シーシーの食いしん坊ひとりごと


上は待ちに待った天然トラフグ刺身、唐揚げ、ふぐちり、白子豆腐、一夜干し


「これは後日食べましたが薄塩」、で品の良い味でした。


とても丁寧に卸したてを作ってくれてから揚げもすぐあげられました。


家族にとても喜んでもらえました。家のチビちゃんも「おいしー」といって


たくさん食べてくれて私は買ってきたかいがあり、、心からうれしかったですよ。


私は旅先で高い料亭に入るより、地元の素材を物色し送り、


自宅で自分で作り皆のうれしそうな顔を見るのを無上の喜びとしています。


根っからの料理家なのかもしれません。「笑」


そうそう今回はこの唐戸の老舗フグ卸問屋を


お教えします。


「海」----唐戸市場店ーーテレー0832-23-8741



今年は函館、、、萩、下関、、、と歴史上の人物と美味をたずね


いいたびが出来ました。元気なうちに又来年行きたいと思っています。


今度は何処へ行こうかナーーーーー


長い紀行文読んでくださってありがとう!!!!