私の犬との散歩コースにネコの餌やり場があり、そこ集まるネコは捕まった順にTNR(去勢)されて桜耳になっています。

 

しかし中にはどうしても捕獲器に入らないネコがいて、去勢ができません。

 

未去勢のネコが白血病で赤ちゃんを生むと、赤ちゃんネコも白血病の場合が多いそうで、その子は病気があるのでもらい手も見つからず、寒い冬も越せず、早くに命を落とすそうです。

 

昨年産まれた白血病の子猫は、冬が越せないかもという事で、餌やりさんが家族に迎えて連れ帰ってくださったそうですが、またそのお母さんが妊娠しているそうです。

 

産まれてくるであろう白血病の子猫たち。どうしたらいいか分かりません。

 

短い命かもしれませんが、カワイイ子猫を数年大切に育てて下さる人はいないかな。

 

まだ産まれていないし、捕獲できるかも分かりませんが、餌やりさんは既に心配されてました。

 

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この間の講演会で知りました。野良猫は飼い猫を人間が捨てたり、外に出したまま迷子になったりで野良猫になるそうです。

 

ネコを飼っているときに去勢せず外に出したり、ネコを去勢していないまま捨てるようなことがあると、1匹未去勢の雌ネコがいると3年で8000匹に増えるそうです。

 

野良猫を毛嫌いし、追いかけたり怖がらしてTNR(去勢)が出来なくなると、余計に野良猫は増えます。

 

餌やりさんと喧嘩してTNRを遅らせるより、餌やりさんと協力してTNRをすすめたら、ネコは数年後に1匹もいなくなるそうです。次の世代が産まれないので。

 

山で群れをなす野犬も、いらなくなった猟犬を人間が山に捨てるから増えたと知り驚きました。

 

自分には必要ないから捨てる、殺処分するという物のような2社択一の世の中から、同じ命ある心もある彼らを、引き受け家族にしたい人へ譲渡できる世の中になって欲しい。

 

そういう家族と家族を繋ぐ愛護団体さんを、津軽三味線ライブでの収益で支援しています。(お恥ずかしい微々たる物ですが)

 

今はお客さんも10人前後で、大した金額の支援は出来ませんが、コツコツ続けてきます。そしてこういう状況を伝えたり、自分も知ったりしながら、活動していきたいと思います。

 

タオルや毛布。ゲージやフード。おやつ、ペットシートなど、物資も集めて支援させて頂いています。

 

ですが捨てる人が減らず、産まれる子犬子猫が減らなければ、命を落としたり、不幸な怪我や病気で辛い子達も増えていきます。

 

まず生涯飼う覚悟が無ければ飼わない。

 

1度家族に迎えたら生涯面倒を見る。

 

どうしても見られなくなったら、捨てたり殺処分に持ち込まず、引き受けてくれる人を探す。

 

これを徹底して欲しい。

 

野犬はくくり罠で3本足になっている子がよくいるそうです。生き残っているから3本足で、きっとその他の多くは、感染症や出血で死んでしまっていると思います。

 

自分の家族や子供がそんなことになったらどうでしょう。

 

自分の足に紐が食い込んで誰も助けてくれなかったら。

 

どうか想像してください。

 

まず白血病のネコちゃんを、短い期間ですが家族に迎え飼ってくださる人を探さねば。

 

先住ネコがいる家庭は駄目なんですよね。うつるそうなんです。

 

ネコを飼ったことがあり、2年から5年の命のネコちゃん。病気になっても世話をして下さるかたがいいとおもいます。

 

捕まえられるか分かりませんし、まだ産まれてもいないのですが。