私が社会人となったのは18歳。
電車での通勤時間、往復3時間はそのまま読書の時間となった。
本屋さんへ立ち寄るのが何よりの楽しみで、とにかくノンフィクションがすき。作者の旅する世界各地に心は飛んでいき、琴線に触れる文章に共感した。
椎名誠さん、CWニコルさん、精神科医の方が書いた本は特に好きだった。
たった2人だけれど、小説にもハマった。新井素子さんと、星新一さんだけは好きで、新刊が出ると飛びついたのを覚えている。
自宅ではレンタルビデオを良く見たが、大草原の小さな家と赤毛のアン、ペリーヌ物語に、良かった探しのポリアンナ物語が私の住む世界。これは今でも見ている。私の一部のよう。
いま本棚を見ると私の好きな本がずらりと並んでいる。
2階の部屋に押しこまれた本たちをどうにかリビングに持ってきたい衝動に今駆られている。
その中に「幸福の法則一日一言」宇野千代さんの本を見つけた。
1月1日 自分の行く手を真っ直ぐに。これより自然な方法が他にまだあるだろうか。自然に、自然に、真っ直ぐに、開け!眼を、である。
1月2日 熱中する 夢中になる 何かが開ける。
1月3日 明日は何をしよう、と思っていた。・・(割愛)・・明日から後の世界では、私はいろいろなことが出来るような気がする。
あー宇野千代さんっていつも勇気を下さったなぁ~と思い出した。
この1年宇野千代さんの毎日の言葉を、自分に当てはめて過ごしたいと思う。
1月1日 私は好きなウサギの着物で、大好きな家族と凧あげをした。大晦日には大幅な二年後の値上げをブログに明記し、結構心は揺れていたが、それも今の自分の課題であると認識しながら、ぶら下げて凧をあげていた。自分の未来は自分でした動かせない。眼を真っ直ぐに開いて自然に自然に行くぞー。
1月2日 熱中する 夢中にする 何かが開けると期待しても、しなくても、熱中できることがあるという幸せを知ってる。
1月3日 明日はまっさらで楽しい世界と思う。夜寝るときに明日嫌だなぁ~と、教室を始めて以降思わないなぁ。学校や仕事に行くのが嫌だった時は、日曜の夜が月曜からの一週間を思って憂鬱だった時もある。
今は明日が楽しみ。
音頭やコンサートなど実力を超えた出番があるときは怖くて眠れないが、それらは自分が引き受けたものばかり。
仕方が無いから行く、、、と言うものは一つもない。
幸せな毎日をありがとうございます!