生きていると不思議だなと思うことがあるでしょ

 

あーもうあの人は世界中探してもいないんだ

 

とか

 

いま見えているけれど、見えなくなることがあるんだ

 

とか

 

猛烈に腹が立ち

 

未来などどうでも良いから全て破壊したいと思う瞬間とか

 

そういうすごく怖く

 

嫌な瞬間がどうしてもある

 

強烈な台風のなか

 

回りにガラスが粉々に割れてる場所の中心で

 

目を大きくあけて

 

口まで大きく開けて息を吸い込み

 

真っ直ぐ立っているような気持ちの時もあれば

 

朝日を砂浜で受けているような

 

菜の花の畑で蝶に囲まれているようなときもある

 

恐怖や怒りが強くあるから

 

幸せや喜びも強くあるのかは分からない

 

ただ不思議だと思う

 

自分のなかで自分を観察し

 

自分で自分を見ている不思議な時間

 

年末はふと立ち止まる時間がある

 

自分はいつからこの自分を知っていて

 

いつ死んでどうなるんだろう

 

心は無くなるのだろうか

 

人の心は死んだら無くなるのだろうか?

 

不思議

 

私は無くならない

 

そうであれ

 

あってくれ

 

とおもう