玉突き事故から6ヶ月が経ちました。あー過ぎれば早いと大概のことは思うけれど、長かったです。時間が過ぎても、痺れも痛みも同じなんですが、気持ちが違います。病院でのリハビリも診察もまだ続いて行きますが、何だか気持ちが一区切り付きそうです。

事故のあと、ずっと5月の声を心待にしていました。事故後すぐからしょっちゅうかかってくる保険屋さんからの電話に涙し、頭痛で飲み続けるロキソニンによる胃痛のダブルパンチ、トリプルパンチでフラフラ暮らしていました。何度も腰が痛くて立てなくなり、注射の助けで動いていました。手足の痺れ左頬の痺れは、現在も取れず左肩の鈍痛に三味線が弾けなくなるんじゃないかと、そればかりが気になりました。夫のサポートのお陰で、大阪と滋賀の全国大会に出ることが出来ましたし、今も肩のダルさはあるけれど練習は可能なのでありがたい。
事故が大会の直前で起こり、3月には初コンサートや教室の無料体験、4月に開講と大切な仕事が控えていたのが、逆に心を強くしてくれました。

病院での先生を始め、リハビリもスタッフ皆さんがとても親切で、辛い時も心の拠り所でした。またリハビリでお会いする患者さんの中に、スイミングスクールの会員さんが沢山おられ、何となく安心感がありました。

むち打ちで体が一番辛いとき、腰や頭が痛くて動けないとき、youtubeでざっくりハイタッチや千原兄弟のお兄ちゃんの海外取材、千鳥の海外取材の番組を、ずーーーーーーっと見ていました。本当に助けられました。

今回は思いもよらない交通事故で、多分ずっと手足や顔は痺れたまんまでしょうが、弾けたら良いんです。自分で階段から落ちたってなるときはなるんだから。だけどね、とにかく保険屋さんとは、なるべくお話しせず治療を終えることが、何より私には救いでした。
たまたま入っていたソニー損保さんの保険に弁護士特約がついており、負担金0で保険屋さんの電話は全部弁護士さんが出てくれると知り救われました。特に検査とリハビリと痛みが強い事故後3ー4ヶ月までは、どうですか?という質問の電話がなるだけで(携帯に番号がでるだけで)気が重かった。5ヶ月を過ぎて医療費は自己負担で通っていますし、今後も病院には通い続けると思いますが、なぜだか心が軽くなったシーナです。弁護士特約は入ってますか?車にドライブレコーダーはついていますか?あると安心だと今回思いました。