1日経ちました。あー大阪大会が終わったなーなんて思いながら、のんびり過ごしているのですが、大会で感じたことを少し書きます。

まず一番記憶にあるのは、個人戦の舞台上でのこと。私はその時客席で見ていて当事者ではなかったのですが大変焦りました。

それは一人が舞台上で本番を弾いていて、次の人は隣の席で(この人も舞台上)待っている時に起こりました。

待っている人は大体が手汗を拭いたり、座り位置や撥の握り具合などを緊張の中確認しつつ静かに待っていて、先に弾いておられる人の演奏が終わると音合わせをすると思うのです。

ですが、今回弾いている最中に隣の人が、撥で軽く音を出しつつ確認されていました。結構マイクが音を拾っていました。これはもうハムハァーです。

弾いている人も急にどこからか音が出ているので、気になりチラチラお隣を見るのですが、音を出している方も緊張の中でしょうから一向に気が付きません。

結構長めに音合わせされていて、私は最前列で座っていたので、舞台に駆け寄って「マイクが入っているので、今は音を出さない方が良いですよぉー」と言いに行く方がいいのかな?イヤイヤ立ち上がり舞台に近づくと、更に弾いている人には迷惑かな?とか、アレコレアレコレ考えているうちに音合わせを終えられました。

その時は一先ずホッと胸を撫で下ろしたのですが、その方の数人後にも演奏中に舞台で待つ間に音を出している人がいて「またやぁーどうしよう どうしよう」とドキドキしました。

これって他の大会ではOKしている事なのかな?

そうだとしたら、待ってる人の真ん前のマイクはオフにしたほうが良いですね。それとも奏者たるもの、そんな小さな音で自分の演奏に集中できなくてはダメよーダメダメ!なのでこのままで良いのかな?

私の出た大会では、今まで自分が弾いてるときに隣で調弦をされたことが無かったので、本当にビックリしました。

そう言えば、大会での流れというかルール的なものは、参加しながら私は知って来ている気がします。舞台に上がる前に一礼し、座る前に一礼してから座る。なども見よう見まねでやるようになったのですが、緊張しすぎて前の人の動きを見ていなければ、初回参加の人はわかりませんものね。まぁ挨拶はルールではないのですが。

演奏のスタートも「大阪からお越しの○○山 ○子さんです。では、どうぞ!」の「では、どうぞ」を聞いてから弾き始めるとかも、最初はタイミングがわからなかったなぁー。

どのタイミングで舞台袖に集合するか?舞台袖に行ってからも音はどんどん下がっていくので、いつ何処で合わせるか?などなど。天神キャップも取る方がいいとか、演奏中に貴重品は誰に預けるかとか。

知っている方が何かと有利な事は、自分で参加し、若干の恥をかいたり迷惑をかけたりしながら、知って来た部分も多いです。なので自分が知っていることは、後輩や生徒さんにアドバイスしていきたいと思いました。
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今回の大会で凄く嬉しかったこと。
一つは上位入賞者の唄付けが聞けたこと。しかも唄はうちの師匠も唄っておられる♪

もう一つは小山先生と木ノ下先生の夢の競演が聞けたこと。柔らかいのにスッキリとした音色が凄く素敵で顔がにやけました。得したわぁー♪

更に小山先生が太鼓が本来入るリズムを足でドンドンされるのにつられ、会場から手拍子が来て、凄く素敵で面白かった。貝殻節の大会のときも、太鼓がいないとき小山先生が足で太鼓の代わりをされてて大爆笑だったのですが、懐かしかったです。

毎年何かしらの学びを頂く全国大会。本当に参加して良かった。
事故のことも病院のことも、1回も思い出さないくらい緊張し、そして楽しかった1日でした。成績は3位1つでしたが、仲間と同じ目標に向かって練習する時間が最高に贅沢です。ありがとう♪また送り迎えに荷物の運搬まで手伝ってくれ、毎年1日中ビデオカメラを撮ってくれる夫には本当に感謝です。ありがとう♪

ありがとう♪な1日でした。

ありがとうございました!