今日は今年最初のお稽古でした。
唄はあいや節を習い始め、三味線は一緒にお稽古をする生徒仲間からのリクエストで鰺ヶ沢甚句の譜面を頂き教えていただきました。
貝殻節のような波のうねりにもにたメロディーで、弾いていると潮の香りがするような曲です。

私は譜面を見ながらではサッと弾けなくて、とにかく曲が体に入るまで音源と一緒に弾いてみて、又譜面だけ見て弾いてみてと30分くらい繰り返し、ある程度曲を覚えリズムをつかめたら、もう一度譜面で音や指の動きが譜面と同じか確認をする感じで覚えます。
なので先生に簡単よーといわれた曲でも、お稽古の間には決して弾けず汗汗して(笑)雰囲気だけ仲間に合わせて弾いています。
そして家での自己練習で次のお稽古までに大体弾けるようにしていって、その時に修正していただくという覚えかたです。お稽古仲間は譜面を見ながら弾けているので本当に凄いなぁ!
私は折角曲を覚えてもすぐに忘れるという残念な脳の仕組みなので、毎日のように弾いていないと、もう譜面を見ても後の祭、すぐには弾けません。うーーん うーーん。困ったもんですが、仕方ないので復習も頑張ります。

私がお稽古を終えるのと入れ替わりで、三味線を始めて1年か2年の生徒さんが来られるのですが、レンタルの細竿三味線からマイ津軽三味線に変わっておられました!買ったそうです!あーーー嬉しいでしょうねぇー♪その感動凄くわかります!私もマイ津軽三味線が届いたとき、抱いて寝たかったぐらい嬉しかったですもん。練習時間ものびたなー(笑)。
あの時の感動を思い出しつつ、お稽古から帰ってきて、新しい曲「鰺ヶ沢甚句」を弾いています。高橋竹山先生の三味線の手は細かく指を使い、ためも絶妙で師匠の演奏を聞いているとウットリするのですが、自分が弾くとなるとなかなか大変です。もう大体弾けたと言うところで今日は終わりにします。

新しい曲を習うのって幸せ♪