①の続きです。
私はそんなこんなで母の日のプレゼントを
保育の中でつくらないようになりました。
0歳、1歳、2歳ではとくにつくらなくてもいいと思うようになりました。
が。
こんどはつくらないクラスとつくるクラスがあるのはどうなのかということになり、
結局みんなつくりましょう、ということになりました。
さて。
我が子の場合はどうでしょう。
上の二人は今小学生です。
こども達が通っていた園は全クラス母の日のプレゼントをつくるところでした。
0歳からつくるので、
0歳の時にプレゼントをもらいました。
なんて言うんですか。
あの、もらってもまったくうれしくない感じ。
確かにこどもに少しは手を加えさせてはいるものの、
8~9割は先生達の作品。
これを「母の日のプレゼント」として持って帰る感じ。
ほかの作品なら、こどもがつくったものとしてかわいく思えるのですが、
「プレゼント」としてはどうなの?という複雑な感情。
それから毎年、母の日のプレゼントは持って帰るけど、父の日はない。
でも、徐々にこどもの手でつくっている割合も大きくなってきて、
だんだんとこどもの「お母さんにプレゼントつくったよ!」って気持ちが大きくなってきて、
うれしさも感じるようになりました。
今は小学校の低学年の二人。
園でつくったものではなく、お手紙を書いてくれるようになってきた。
それは、「母の日はお母さんになにかプレゼントするもの」
っていうのを小さい頃からやってきているからなのかもしれない。
ということは、園で母の日のプレゼントをつくるのはそれなりに意味があるのかな?
今の私の母の日の一番の楽しみは、
こども達が自分のおこづかいで、私の知らないところで、
自分達で考えてプレゼントを用意してくれる日がくることなのです。
それは来年かもしれない。
10年後かもしれない。
一生こないかもしれない。
でも、その日がくることを心待ちにしているのです。