私の腎臓が、ひとつとわかったのは、28歳で糖尿病を発症した数年前のことでした。
CTを受けに行って、その結果を説明してくださった当時、先生の机にあった本の記述では、
腎臓の奇形は500人に1人。
けっこう、多いな、、、
奇形だから、本来2つあるはずのものが、私のように1つの人もいれば、3つの人もいるそうです。
知らないまま、一生を終える人もけっこういるんじゃないかな。
ご主人に移植を考えて、調べた時に1つしかないことがわかって、ショックを受けた奥さんの話。
そういう意味において、私はいざって時に役に立てない人間なんだなぁって、私もわかった時に考えました。
家族には、糖尿病のこと理解して、協力してもらってきたから…
いつも、お世話になる側、、、
取り越し苦労に終わってください。
ちょっと、話は逸れるけど、、、
糖尿病になる前は、体重が足りなくて、献血できなかった、私。
なぜか、インスリンを打つようになって、5kgは確実に体重が増えて。
体重の問題はクリアしたけど、糖尿病の治療中だと献血出来ないとかで、、、
人のお世話になることはあっても、、、
結局、人の役には立てないことが多いな。あたし、、、
軌道修正。
腎臓がひとつってだけで、これだけショックを受けたから、
教育入院で、合併症で腎臓が悪くなるって聞いた時は、私の腎臓、1個で頑張ってるのに、これ以上負担かかるって大丈夫かよ~~。(´д`lll)
糖尿病は血糖が高くなる病気。
毛細血管の多く集まる、目と腎臓が障害を受けます。
だけど、糖尿病があって、腎臓が悪いってこと。
これは、糖尿病腎症、とは限りません。
病院に管理栄養士として勤めて。
先生からの栄養指導の指示箋には、、、
病名欄に、糖尿病・慢性腎臓病とか糖尿病腎症とか、、、
まぁ、いろいろあります。
どこまで、書いていいんかな、、、
職業倫理。
データを見ると。
尿たんぱくが、2+、3+が、、、
7~8年前から、持続っ( ̄□ ̄;)!!
糖尿病の治療歴は10年以上。
途中、心筋梗塞もあり、、、
内科(糖尿病)と循環器科の両方にかかられてます。
で?
栄養指導にあたって、カルテからこれまでの経過を読み取るんですけど、、、
この方の腎臓病(尿たんぱくの原因)は何???
しかもこの方、たんぱく制限の指導は今回が初めて。
栄養士は、先生が1600kcalでたんぱく質◯gっていう指示どおりに指導すればいいのかもしれませんが、、、尿たんぱくの原因が何なのか知って指導したいと、私は思いました。
これを調べるのって、誰⁇
透析導入率は、糖尿病腎症によるものが現在、1位です。
ってことは、それだけ糖尿病腎症って確定診断されてるってことなのか、、、
これは、もちろん糖尿病の方が長生きになったのもあるでしょう。
これ、腎臓内科の先生は、
糖尿病を診てる先生に問題があることにしてます。たぶん。
で、ある時糖尿病を診てる先生に聞いたんですよ。
先生たち、いつ腎臓内科に紹介してるんですか?って。
以前クレアチニンが、2くらいで紹介したら、腎臓内科の先生から、5くらいになって紹介してくれればいいって言われたからって( ̄□ ̄;)
つまり、それって、、、
もう、クレアチニンにが5になったら、腎生検は出来ないらしく、、、
確定診断には、腎生検を必ずせよ。って先生もあり、、、
微小変化型ネフローゼって病気なら、インスリンとステロイドの併用で完治するから、、、とか言うてはりました。
???
私、糖尿病があって尿たんぱくの出てる患者さんで、腎生検した患者さん、見たことないで???
糖尿病の先生方は、腎生検までは、、、って感触。※あくまで、私の感触。
結局、腎臓内科の先生の、少なくともクレアチニン5になって紹介してくれればいいって先生は、腎生検はしないでしょう。
。。。
私、糖尿病で尿の異常所見あれば、腎生検。って言われた先生に聞きました。
どうして、糖尿病の先生たちが腎生検に否定的か。
その先生いわく。
痛みもないし、危険性はゼロと。※その先生が、経験が豊富だったのはあるかもしれませんm(_ _ )m
しかもそのことは、他科の先生たちも研修医として回っているから、知っているって。
尿たんぱくは出る体質って方も、知り合いにいました。そう言えば。
それから、女性だと生理中だと+ですよね。
疲れていると、+が出る場合も。だから、1回出ただけでは、何とも、、、でも、7~8年て、、、
途中で申し訳ないんですけど、、、
私、管理栄養士経験は腎臓内科のない病院ばかりで、、、研修会で聞いた情報+透析のある病院の栄養士さんからの情報程度です。
そして、皆さんも経験があって、よくわかられていると思いますが、すべての先生や医療がそうではありません。
そして、何より、私の主観です。
ここを、念頭にこの記事は読み進めてください。
どうも、先生たちを見ていると、、、
糖尿病の先生は、HbA1cと随時血糖を見ています。※もちろん、血糖ノートの普段の血糖からインスリン量を調整したり、他のデータも細かく見て、考えてくださる先生ももちろんあります。(比較的、40代以下の若い傾向あり)
循環器の先生は、BNPとかINRとか???
尿たんぱくを測定指示してたのは、、、あの時は???
とにかく、あの時。
どっちも、そっちだろう。
みたいな。(´д`lll)
そして、腎臓内科にバトンを渡すタイミング。
腎臓の悪い患者さんを見ていると、進行がゆっくりの方。坂道を転がるように、急に進行する方。
病名もはっきりしない患者さんも少なくなく、どうしてその差が出るのか、私にはわかりません。
だけど、先生方の中には、無理をして厳しい食事制限しなくてもって先生もいらっしゃいます。
進行はゆっくりなのだから、場合によっては、寿命との闘いになるし、、、とか。
腎臓内科の先生に対しては、
あの先生は、透析推奨派だから。
と、揶揄するような表現をする栄養士の先生もいらっしゃいます。
この表現は、どうかと思いますが。
実際、透析もまた、インスリンと同じく、必要な人に必要なこと。であるのに違いないのですから、、、
先生方は、興味のある分野や研究をされている先生もあり。私たち患者がそうであるように、先生もまた、いろいろ。
科をまたぐと、人まかせとか責任のなすり合い
もとい、口を挟みにくいケースもあり、、、
ましてや、別の病院に紹介して、連携がどの程度はかれるのか。
糖尿病で腎症がある場合の、厳しい現状を見た気がしました。
もちろんその後、透析予防管理料も新設されましたし、糖尿病腎症の病期分類も見直されて、整備されてきていますヽ(゜▽、゜)ノ
逆紹介率とかね。
私の元主治医の私に対する対応を、
人間だから、仕方ない。
そう言ってた人がいたそうです。
ほんとに、先生たちも人間だから、仕方ない。
誰が、悪いかってわからない。
せめて、患者さんたちは、こういう現状も知って、自分を守るすべをと願います。
自分には、どういう先生が必要か。
自分にとって悪い先生も、他の誰かにとっては救世主。
でもそれは、疑問を持ったり、関わってみたりしないとなかなかわかりません。
私は悔いだけは、ないように生きたい。
糖尿病になって、それまでの食生活や生活をいっぱい悔やんだから。
これでも、糖尿病になる前の糖質量よりぐっと減ってますから( ゚ ▽ ゚ ;)
でも、この記事は苦しかったかなぁ。
ちっと、食べすぎた、、、
『紫蘇ジュースのゼロサイダー割りと充電』
小樽で買った、ちこそっくりのマドラー( ´艸`)
食べたいなぁ(´□`。)