イソップ童話の『北風と太陽』
北風と太陽が、旅人のコートをどちらが脱がすことができるか競争する。
北風は、風の勢いでコートを吹き飛ばそうと、冷たい風を容赦なく旅人に向かって吹きかける。
旅人は、しっかり胸元を閉じ、北風に脱がされまいとかえって抵抗する。
代わって太陽が、暖かい日差しで旅人を照らす。
心地よくなった旅人は、自然とコートを脱ぐ。
なぜか、ことあるごとに、この話を思い出します。
私は今日も失敗しました。
今日は、リザーバ編。
ポンプでインスリンを入れておくタンク。これ、今回SAPでは、あと20単位です、10単位ですってアラームが鳴る。賢いね。
もったいない精神からか、ギリギリまで使い切る癖があって。交換も面倒だし。。
ポンプを使っている人はわかると思うんですけど、、、
リザーバ交換時=チューブ交換ですか?
私の指導は違ってました。
チューブは3日に1回。
リザーバはインスリンをフルに引いて、なくなるまで。私の場合、チューブ交換の2回に1回リザーバごと交換でした。
。。。
誰が得⁈って。はい。かかりつけ病院です。
そう考えると、心穏やかでない。
で、患者側のメリットと言うと。。。
毎回、リザーバから交換しなくていい。
手間は、半分~2/3くらいになるかと。
私の場合、もうこれで慣れてしまってますしね。
今回、ちょこちょこチューブ交換したせいか、中途半端にインスリンが残ったリザーバが。。。
今回、インスリンをもらうの忘れてて(;^_^Aで、いざという時は役に立つかもと、使いかけのリザーバを捨てずにとってました(^_^)v
さて、昼のボーラス中、推定残量0の警告。
夕食時は、ペンでボーラス分を入れました。
糖質54gでちょうど6単位をペンでの結果はこう
ちょっと前に、低血糖66のアラームで、ジューCグルコース6g摂ってます。
ほとんど、ベースもない状態。
やっぱり、5時間は効いてますね。ラピッド。
で、さっき使いかけのリザーバをセットしました。交換楽だった~~。
上が、今回使い切ったリザーバ。
下が、とっておいたリザーバ。
あと、2日はもつでしょう。
頻回に、チューブも交換してしまったし。
またチューブから交換したら、体に傷も増えたし。
チューブの節約にもなって。
今度の病院は、チューブは10個単位処方。例えば、11個必要なら、20個ってこと。で、次の回で調整するってやり方。
あといくつだから、血糖高いけど、交換見合わせようなんて心配はない。
こんな安心感が心の余裕をつくる。
かかりつけにもお世話になってるって心から思えて、患者御みずから、節約に貢献する知恵が生まれると言うもの。
聞いてますか?
医療費削減を目指す、医療者の皆さん。
厚生労働省の方々。
患者さんにも、一緒に医療費のことも考えてもらわないと首がまわらない。そんな窮地なんですね、実際。
でも、そのやり方は感心しない。北風⁈
チップが足りなくて、困っている患者さんのこと。
血糖が気になる病気みたいに括らずに。
本当に必要な人に必要なだけ行く方法。
穏やかに治療に向かえるように、患者さんの声に耳を傾けて、公平な方法をきちんと考えてもらえませんか。太陽のようにあたたかく。