某新聞の日曜版で、ほぼ全面に掲載された、かつての我が一家の写真がある。

画面左手前には、小学生の私が腹ばいになり、膝を折り、頬杖をつき、笑いながら父を見上げている。

画面右手前で、立てひざを突いて坐っている父は、私が当時夢中だったОゲージの電気機関車を手にとって見ながら笑っている。

周りには、模型の線路が敷かれている。

二人の間、奥には、妹がミルク飲み人形を抱いて、仰向いて笑っている。

それを見下ろす母は、編み物をしながら、やはり笑っている。


都市の中産階級の核家族が享受できる幸せの典型をあらわそうとして、この写真は撮られた。



さて、これをあなたがもし見たら、やらせと思うか?、真実と思うか?