その後は今後の説明を受けた。


・2時間飲食禁止
・飲食してみて、その後は様子見でゆっくりと水を飲む。
・昼は薬は飲まず、夜からはOK


半年間は腸を和らげる薬を飲んだ方が良いと言われた。


説明を受けたら別室へ移動し、自分の食道、胃、十二指腸内の写真を見た。


食道と胃は特に問題なく、胃はとても綺麗だと褒めてくれた。


十二指腸に関しては、2つの潰瘍痕があると言われた。


穴は塞がっているものの、念の為潰瘍痕の細胞を搾取したらしく、細胞検査をするとの話があった。


悪性かどうかのチェックをしとかなければならないとの事。


検査結果が出るまで10日間かかるらしい。


次回受診時に結果を聞く事になる。


一通り終わり、更衣室にて私服に着替える。


すると、隣で着替えていたおじいさんに


「おたくどうした?」


と聞かれ、今までの経緯を説明した。


すると、おじいさんは驚き、


「そうだったのか…。」


と呟き、

「俺もこの前、食道ガンになっちゃってさ、それで内視鏡検査受けてたんだ。」

「宣告された直後って目の前真っ暗になるよな!」

と話された。


「ホントそうですよね!!」


と自分も感情丸出しで返答した。


着替え終わり、会計も済ませ、帰宅する。


その日の昼過ぎに自宅に到着し、一杯の水を飲んだ。


やはり違和感はあるもののなんとか飲める。


夕食は卵、肉、野菜を一緒に煮込んだうどん。


食べ始めはかなり違和感があったが、後半になると違和感はなくなった。その後も特に問題はなく腹痛はなかった。


時は過ぎ…


内視鏡検査の結果を聞く日がやってきた。


この時の状態は


「大丈夫だ!」


という自信と


「もしもの事が起きたら…」


という多少の不安があった。


2つの感情が入り交ざっている。


病院に着き、内科の先生から


「結果ですが…」


「潰瘍痕は悪性腫瘍の疑いはありません!」


との事。


とりあえず一安心だ!!


不安要素の一つは消えた!!


十二指腸に関しては大丈夫だ!!


またまた薬が3ヶ月出された。


次回の検診は3ヶ月後でも大丈夫らしい。


続く
2018年6月8日…


この日は人生初の内視鏡検査。


先週、内科検診した際に一通りの説明があったけど全然予想出来なかった。


まず最初に内視鏡センターに到着後、血圧測定や問診に回答し、受付のおばさんから検査用の服があるので着替えるよう、指示があった。


着替えたら待合室で待機。


呼ばれたら別室に案内され、問診の回答を看護師と再度確認し、検査室に入る。


担当医から検査の説明が入る。
内科検診時での説明の有無や同意書にサインしたかなどの確認。


まず、口内に麻酔スプレーをかける。


少し時間が経過したら飲み込むよう指示があった。


この麻酔は歯の治療時にも使われる同様のものらしい。
歯の治療時にこの麻酔をかけられても何も副作用がない事は伝えてあったので、このまま進めた。


柔らかいマウスピースを噛み、いよいよ口内から細長い管が通される。


胃が管まで通されたのはこれで2回目だ。


麻酔しているとはいえ、やはり違和感はめちゃめちゃある。


食道
十二指腸


の順に自分の臓器がモニターに映し出された。


自分は直接見れなかった。


見たくても見れない。


自分の背後にモニターがあり、横向きに検査しているため、体勢を変えると大変危険なのだ。


十二指腸から撮影していき、胃も撮影された。


所々、生理食塩水のようなものが管から直接胃に注入される。


胃に注入されているのが分かる。


少々冷たいのだ。


そんなやりとりが10分程は続いたと思う。


看護師から


「ゆっくり鼻から息を吸って、口で吐いて下さい。」


と言われたけど、


「無理だよ!!」


と心の中で叫ぶ。


違和感ありまくりで呼吸が荒れるのよ。


そして、ようやく終わりの時が来る。


終了時は素早く口から通された管が抜かれた。


担当医から、


「長くなりすみません。」
「沢山撮らせて頂きました。」


と言われた。


一体どれだけの時間を費やしたのだろうか…。


抜かれた直後は唾液が大量に出る。


ティッシュを大量に使用し、次の箱に手を出すレベル。


5分程経ったらようやく落ち着いた。


続く

前回に引き続き…


くどいようだが、この頃は街を歩くだけで幸せな気分になっていた。


歩くだけで、


「俺、生きているんだぁ!!」


という思考回路になり、建物や青空や雲を見るだけでもこんなに幸せな事はない。


だが…


その反面、向き合わなければならない現実がある。


それは…


今後の生活だ。


しばらくは休養するので、働けない。


貯金が底を尽きそうだ。


「マズイなぁ…。」
「どう打開していくか…。」


そんな風に考える。


ある日…


母ちゃんから電話がかかってきた。


「今回の生命保険金が入ってきた!」


との話があり、


「そういえば!!」


とリアクションする。



話は4月下旬に遡る。



母ちゃんにステージ1の舌癌だと宣告されたと伝えた時、医療保険やガン保険に関する話をし始めた。


自分が高校生の時に医療保険やガン保険に加入してくれていて、最近、医療保険やガン保険の解約を考えていた矢先、自分が宣告され、継続する事にしたらしい。


保険の話は以前からサクッとは聞いてはいたが、年末調整の時に証明書を出すくらいで、どんな制度かってのを全く理解していなかった。



こんな状況になってから加入してくれていた保険の制度を理解したので本当に恥ずかしい。



ガンは他の病気と比べると比率が高い。



休職中でも十分に生活出来るお金が振り込まれていた。 



保険に関しては賛否両論あるが、少なくとも自分は保険のお陰で非常に助かった。



じゃないと生活なんて出来ない訳だし、母ちゃんとお金には感謝しきれない。



自分自身の命や身体を守る為には多少のお金をかけてもいいとは思う。 



ここで母ちゃんに一言…


「あなたは神ですか!?」


このご恩は返していきたい。


続く


2回目の退院から約1週間…


この日は退院後初めての通院。


とりあえず、最寄り駅までは退院直後のような息切れを起こす事なく辿り着き、十条駅から病院までも何事もなく歩いて移動出来てた。


「何も問題なく歩けるって最高すぎる!」


と思い、にやにやしながら歩いている気持ち悪い人間になっていた。


「またここに来た。」


帝京大は約2週間ぶり。


2018年5月の出来事はとてつもなく長く感じ、ようやく5月も終わるところに差し掛かっていた。


最初に内科へ向かう。

自治医大埼玉医療センターの担当医から、


「今後は帝京大で診察してもらって下さい。」

「胃にピロリ菌があるかないかの内視鏡検査もしてもらってください。」


との話があったので、舌癌の経過観察はもちろん、今後は胃と十二指腸の診察も帝京大で行う予定なのだ。


予め、自治医大埼玉医療センターの担当医から預かった自分の胃や十二指腸のレントゲン画像が保存されているCD-ROMと紹介状を帝京大の内科に預ける。


そして診察が始まる。


今回は内視鏡検査に関する話や薬を出す話をされた。


「内視鏡検査は後日行いましょう。」

「腸を和らげる薬を出しておきます。」

「食後に1日3回飲んでください。」


との事なので、早く終わった。


次に耳鼻咽喉科へ向かう。


今後はこんな感じでハシゴする事になっちまう。

通院で、別の科から別の科へ行くのは初めての体験。


しばらく待ち、手術してくれた主治医と診察室で再会。


「その後の調子はどう?」
 

と聞かれたのでこう返答した。


「聞いてないんですか?」

「退院した翌日に激しい腹痛に襲われて、十二指腸に穴が空いたんですよ。」

「緊急入院する羽目になって、そこから一週間以上入院してました。」


実は、1回目の退院後から数日後に帝京大にて通院予定だったのだが、2回目の入院中に帝京大の耳鼻咽喉科に事情説明し、日時をずらしてもらったのだ。


主治医はビックリし、

「え゛っ!?」

「そうだったの!?」


「君の場合は胃腸が弱いタイプだからそうなったのだと思う。僕も胃腸が弱いタイプだから。」


「ストレスも1つの要因だよね。」


と言われ、


「そんなのありかよ…。」


と思い、キョトンとする。


耳鼻咽喉科からは薬は何も出されなかった。


ここでの診察もすぐに終わった。


そして帰り道。


またもや歩ける事に感動し、にやにやしながら帰る気持ち悪い人間となる。
 

続く

無事に清々しい朝を迎え、



布団を畳む  


歯磨き


洗顔


髭剃り


ご飯を食べる



こんな誰でも出来る日常生活が全然出来なかったから、出来るようになれてとても嬉しい。



しばらくは固形物は食べられないし、消化の良い物を食べるようにする。



この日は母ちゃん直伝のたまご粥の作り方を教わった。



適量の白米と水を小さい鍋に入れてドロドロになるまで煮込み、卵を投入。



よくかき混ぜ、野菜なども入れる。



これがまた美味い。



この頃はとにかく柔らかいものばかり食べていた。



滑舌は以前よりも良くなってきていると自覚しているし、歯磨きもうがいも術後直後よりも出来ている。



親戚にも友達にも職場の先輩にも再度の退院報告したらみんな喜んでくれた。



みんなと再会出来る日を楽しみにしている。



そして…



地元から来てくれた母ちゃんと妹が帰る日がやってきた。



時間が過ぎるのはホント早いわ…。




見送ろうと最寄り駅まで歩く。



だが…



最寄り駅まで歩くだけで息切れを起こす。




半分まで辿り着いたら途中で立ち止まって休憩しないときつい。



いつもの数倍時間がかかった状態で最寄り駅に到着。



改札前で、


「突然にも関わらず今回も本当にありがとう。」


と言い、


「くれぐれも気をつけなよ。」


と言われ、2人に握手をした。



帰り道も自宅まで歩いて帰ったが、途中で立ち止まって休憩した。



今後は全ての家事を一人でこなさないといけない。



ある意味リハビリになる。



けれど、体に負担はかけないようにしないと。



明日の朝も何事もなく無事に迎えられますように。



続く

日も暮れ…


自宅前にスーパーがあるので、買い出しに出かける。


少しの食材を持つのもかなりきついのでショッピングカーを引き、カゴの中に食材を入れる。


いつもはカゴを手に持ってそのまま買い物してたからかなり違和感があり、ここまで出来ないのかとショックを受ける。


歩くスピードもかなり落ちたものだ…。
歩くだけでも相当苦労する。
  

買い物を終え、自宅に戻る。


この日の夜は母ちゃんがシチューを作ってくれ、おふくろの味を堪能した。


またまた作ってくれる人がいるのは本当にありがたいと思う。


今日という一日もすごく長く感じた。


疲れ果てるように布団を敷いたらすぐに熟睡した…。


「俺…」

「また家に帰って来れたんだ…。」


嬉しくて違和感のある現実。


家で寝るととても安心感がある。


安心感と同時に


「また緊急搬送されたらどうしよう…。」


と不安になり、フラッシュバックする。


「でも、今回は母ちゃんと妹がいるから最悪の状況になっても助けてくれる。」


といった


安心感と不安のサイクル


が生まれる。


翌日…


目を覚めたら、どこも体に異常はなかった!


ホッとした。


目を覚まして、こんなに安心のため息をついたのは生まれて初めての出来事。


「大丈夫か?」


と母ちゃんに言われ、


「大丈夫!」


と返答。


退院翌日の朝も綺麗な青空が広がり、清々しい。


続く


エレベーターで1階に到着し、カウンターに行き、医療費を支払う。


今回も限度額適用認定証のお陰でかなり助かった。


昼ごはんは何を食べようかと母ちゃんとそんな会話をする。


真っ先に出てきたのはうどん。


そんなに重くないし、定食は食べられないし、つるつるしてさらっと食べられそう。


いよいよ10日ぶりに外に出る。


外の景色は病棟の窓や正面玄関から見ていたが実際に出るとどうなるのだろうか…。


そして出る。


そこに広がっていたのは…


何もない景色…


の筈なのだが、


「なんだこれは!?」


と驚愕し、自分の目を疑う。


目の前に見える景色がとてつもなくキラキラしているではないか!!


目の前を通るバス
敷地内に植えてある複数の木
地上を照らす太陽
真っ青な空と白い雲
病院を出入りする人々
周りの建物
コンクリート


例えるなら季節外れのダイヤモンドダスト。


何もない景色が絶景に見える。


外の景色はこんなに輝いているのかとしみじみ思う。


景色を楽しんだ後、大宮駅行きのバスに乗車する。


バスから見た景色も輝いて見える。


大宮駅に到着し、近くの店に入り、うどんを食べる。


味が濃く感じたがこれはこれで美味い!


やはり病院と飲食店とでは味付けが全然違う。


久々の外食と駅前の景色を楽しみ、自宅へ戻る。


自宅へ近づくにつれて…


「やっとまた戻ってこれた。」


と呟き、安心する。


そして部屋に入る。


家族が布団とか洗濯物とかちゃんと畳んでくれたんだと思い、母ちゃんに改めてお礼を言う。


今回は2,3日居てくれるらしい。
また緊急搬送されたらたまったもんじゃないとの事で。


ものすごく助かる。


また何事もないようにと祈り部屋でくつろぎながら過ごす。


続く







今回入院した際も親戚、友達がお見舞いに来てくれた。


親戚や友達から


「今回もお見舞いに行くよ!」


と言ってくれて本当に嬉しかった!


その一言でどれだけ救われた事か…。


水やタオルをくれたり、退院したら快気祝いもしてくれるので今からとても楽しみでしょうがない!


職場の先輩からも励ましのメッセージをもらったりしたのでこれもまた嬉しいんだ!


地元の友達とも長電話になり、自分の愚痴を聞いてくれたり、楽しい話をしたりして盛り上がった。

ただ…

不満を言ったり、ストレスが溜まると十二指腸辺りに痛みが生じるので気をつけたい。


退院直前になると、完全にお腹の痛みはなくなり、食事は5部粥が出るようになる。


5部粥を食べるのは少々手こずった。


この日辺りから

お腹が空く

という意識が芽生え始める。

こんな感覚久々だ!


突発的に、耳に痛みが走る事が気にならなくなる。


歯磨きもうがいも通常時よりはまだまだぎこちないが、だんだん出来るようになっているのを自覚している!


何もせずに青空だけを眺める時間もなくなってきて、舌癌入院時にもらった本を読んだりして過ごす時間も多くなる。


そんなこんなで退院する日がやってきた!


退院日の朝に体重測定があったが、

49kgという衝撃的数値を見る。


「体重50kg切ったのいつ以来だよ…。」

「少しずつ色んなものを食べて体重増やさんと…。」


色々考えされられる。


今回も退院日の朝に母ちゃんと妹が来てくれて、退院する準備も手伝ってくれた。


医師に予め頼んでおいた診断書をもらい、医師から退院後の食事について語り始める。
 

「1ヶ月間はアルコールは避ける事。」

「2週間は揚げ物や焼肉は避ける事。」


うん。

飲む気力もないし、そんなの食べる気力もありません。


まずは全粥を食べれるようにせんと…。


一通りの身支度を終え、お世話になった方々へ挨拶し、久々に外出用の服に着替える。


エレベーターに乗る前にある1人のおばあさんと出会した。 


実は、このおばあさんは食事が取れるようになった時に仲良くなった人なのだ。


自治医大での食事は病室で食べるのも、食堂で食べるのも自由。


気分転換がてら食堂で食べる事も多々あった。


そんな時に食堂でこのおばあさんと出会い、仲良くなった。


このおばあさんは乳ガンを患い、治療する為に現在入院中。


最近、乳ガン検査受診したらしく、その検査でステージ1と宣告されたらしい。


エレベーター前で出会した時はおばあさんは今から手術との事でご家族や医師達と共に手術室へ向かうところらしい。


少々話し、最後にはおばあさんとハイタッチした!


周りのみんなは笑っていた。


そしておばあさんを見送った。


その後、エレベーターに乗ってる時に母ちゃんが


「私もあんな元気なおばあちゃんになりたいわ!」


と言っていた。


「憧れたんかい!」


と心の中で笑い、それと同時に


「あのおばあちゃんは絶対に大丈夫だ!!」


という確信を得た。
  

自然と笑顔になった。
 

元気になってご家族に最高の笑顔を振る舞うに違いない。


続く

いよいよ穴が塞がっているかのX線検査がやってきた。


「どうなるのか…。」

という不安と

「大丈夫だ!」

という気持ちを抱えて検査室へ向かう。


検査用の苦いドリンクを飲まされ、自分の身体を角度を変えながら撮影。


長い間撮影されていたような気がする…。


撮影終了し、結果が言い渡された。


「うん!」
「穴は多分塞がっているので大丈夫です!」
「明日から重湯出しますね!」

との事。


「よっしゃぁ!!」

と静かに歓喜し、一安心する。


そして、水を飲む。


最高の一杯だ!


それに、まともに深呼吸も出来る!


翌日…


今日から流動食が出された。


久々の食事。


とにかく全てが旨すぎる!


重湯だけど、お米の一粒一粒が口内から体へ送り込まれているのが分かる。


ご飯粒も甘い!


けれど、お腹を下しやすい。


重みを感じる。


この日辺りから起き上がり、横になる時の痛みはなくなり、自然と出来るようになった!


極稀に耳が痛くなる事もあるが、すぐに治まる。


久々に食事をした日の夜をもって点滴は終了。


やっぱ点滴が外れるとめちゃめちゃ楽だ。



その翌日からは…

重湯から三分粥に。


何も問題なく完食できた!


この日もご飯一粒一粒味わい、久しぶりのおかずに歓喜する。


今日から胃薬と抗生薬を飲み始める。


熱も大分引けてきて、平熱に戻る。


それにシャワーを浴びても良い許可が下りた!


それまでは看護師が体を拭いてくれたり、頭を洗ってくれたりしていた。


そして、まともに動けるようになったら自分で拭いていた。


久々のシャワーは爽快な気分になる!


2回目の退院も近づいてくる。


続く
2回目の入院生活も中盤に差し掛かり…


完全に1人で歩けるようになり、平熱に戻りつつある。

深呼吸をするとお腹が痛むが、数日前より深く深呼吸出来るようになっているのを実感している。


X線検査があり、検査室は1階。

ずっと入院部屋の上階にいたので、1階に行ったのは初めてだった。


看護師から

「車椅子で行ってください。」
「押してくれる人がいるので。」

歩けるとはいえ、まだ油断は禁物との事で検査室まで車椅子で移動した。


結果は…


何も問題なかった!


その翌日から鼻から通していたチューブを抜いても良いという許可が下りた!

チューブを胃まで通している間は本当にきつかった…。

体勢変えると、喉がイガイガするし、鼻も痛くなるし、顔面に直接テープを貼って固定していたので洗顔や髭剃が相当苦労した。

それと…

水を飲んでも良い許可も下りた。


早速、1階にあるコンビニで水を購入。


そして飲む。


するとどうだろう。


めちゃめちゃ感動するではないか!!


今まで点滴だけで栄養を補っていた体にすーっと浸透していくのが分かる。


心も体もかなり満たされて、笑顔になる。


コンビニの水でこんなに感動したのは生まれて初めての感覚。


「水って甘い!!」


水を飲むのは約1週間ぶり。


少しずつ飲む。


じゃないと体が持たないから。


やはり…


その後はお腹が下しやすくなる事が多々ある。


五臓六腑喜びの反面、ビックリしてるからだろう。


それに、まだ喋り辛いが人にはほぼ伝わるレベルに達しているので友達ともっと電話で会話していきたい。


話す事でリハビリにもなるし、今の気持ちを吐き出せるし、リフレッシュにもなる。


次回のX線検査はいよいよ十二指腸に出来た穴が塞がっているかの検査だ!

内心ドキドキしているし、早くご飯が食べたいと切に願う。


続く